いますぐできる!自転車の防寒対策3つのポイント

2021/09/08

  • 帽子コラム


冬場の通勤・通学に自転車を使われている方、どんな寒さ対策をしていますか?

まずはあたたかい服装が基本になりますが、自転車ならではの条件もしっかり考慮したいところ。そこで今回は、いますぐ役立つ自転車の防寒対策のポイントをご紹介します。

あったかい服装も、自転車特有の事情に注意!

まず考えられるのは服装ですが、インナー、ミドル、アウターに、吸湿・速乾、保温、防風など機能性素材のアイテムを取り入れてみることなどは、通常の防寒対策と大きな差はありません。

ただ自転車の場合、同じ二輪でもオートバイとは異なり、「自分でこぐ」という特性があります。つまり「運動」という側面もあるため、ペダルをこいでいるうちに身体は徐々に温まってきます。逆に、汗をかいてしまうこともあるかもしれません。

走行距離・時間、その日の天候・気温、個々人の体感温度にも差があるので、「調整のしやすさ」がポイントになります。その点、比較的薄手で防風性の高いウインドブレーカーなどがあると重宝します。タウンユースのコーデにも着まわせるような、おしゃれなものを選びたいですね。

本当につらいのは「最初の数分間」!?

上で紹介したように、身体は動くうちに徐々に温まってくるものなので、冬の自転車で本当につらいのは「最初の数分間」ともいわれています。

人間の身体には、重要な臓器が集まる中心部を一定の温度に保とうとする性質があります。 特に寒いときには、体温維持のため、血液を身体の中心部に集めます。そのため末端部には血液が行き渡りにくくなり、冷えを強く感じるようになるのです。

つまり、肌の露出を減らし、身体の末端部をあたたかくすることが、冬の自転車の「最初の数分間」を乗り越える重要なポイントになります。注目したい部位は3つです。

末端をあたためる!3つのポイント

ポイント1は「手」。秋口、気温が下がってくると、乗車時に初めに寒さを感じるのが、手です。思わず上着のポケットに片手を入れたくなりますが、これはもちろん危険な行為です。

安全な走行のためにも手袋(グローブ)を利用しましょう。手のひら部分にスベリ止めの付いたものがおすすめ。また本革の手袋(グローブ)は、キュッと引き締まるようなグリップ力があり、見た目もおしゃれなので冬のコーデにぴったりです。

ポイント2は「首」。首元の防寒アイテムといえばマフラーが思い浮かびますが、長いマフラーはタイヤに巻き込まれる危険性もあり、あまりおすすめできません。筒状のネックウォーマーなら、そうした心配はなく、保温性も十分で使いやすいでしょう。

ポイント3は「耳」。冬本番になると、つらくなるのは耳です。冷たい風にさらされると、「寒い」を通り越して「痛い」と感じることさえあります。そんな時には、イヤーマフ、イヤーウォーマーといった耳あて(耳当て)系のアイテムがおすすめです。

こうした耳あて(耳当て)系のアイテムの仲間として、耳あて付き帽子をご紹介します。すっぽりかぶれて抜群にあたたかい耳あて付き帽子は、耳あて(耳当て)を使用しない時には、内側に折り畳んだり、頭上に跳ね上げたりできるタイプのものがほとんど。

TPOに合わせて使い分けができる2way仕様で、コーディネートを邪魔しない点も、耳当て付き帽子の大きな魅力です。耳当て付き帽子には、フライトキャップの別名がある飛行帽や、ハンチング野球帽ワークキャップなどの種類があります。冬の自転車の防寒用にどうぞ。

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