40代男性必見!男の色気をつくるメンズ帽子
2021/09/27
- 帽子コラム
かつて日本の男性は、30歳から色気が出ると言われていました。
しかし国民全体の高齢化が進み、年齢を重ねても若々しい大人が増えた昨今では、男性が本格的にオトナの色気をまといはじめるのは、40歳からのような気がします。
そこで今回は、40代男性のあなたに、メンズ帽子を使って「大人の色気をつくる」コーデのコツをご紹介します。
さわやかに決める!40代男性のコーディネートのコツ
- 「清潔感」を意識して「好印象」を与える
- 「年相応」を意識して「できる大人」を演出する
若い女性が40代の男性に抱くイメージといえば、「初老」「加齢臭」「おっさんくさい」など散々なものばかり。そうしたマイナス・イメージを払拭するには、「清潔感」を意識することが大事になってきます。
ここで問題なのは、物理的・科学的に「清潔であること」は当然の前提であること。髪・肌のケアを丁寧に行い、爪・ヒゲ・鼻毛をきれいに整え、口臭・体臭・加齢臭の対策を怠らないことなどは、もちろん大切です。
加えて見落とせないのが、清潔「感」。つまりは、相手に与える「印象(イメージ)」が、不潔なものでなく、爽やかなものになっているかどうかが重要なポイントなのです。
シャツ、カットソー、ジャケットなどの襟や袖がすり切れたり劣化したりしていると、途端に野暮ったく、清潔感のない印象を与えてしまいます。
特にシャツやジャケットの襟部分は、劣化していても気づきにくい部分なので、こまめにチェックする必要があります。傷んだ服などは、積極的に断捨離する勇気を持ちましょう。
30代の男性は20代からの延長で「お兄さん」の枠に入りますが、男性は40代になったら本格的に大人への階段をのぼり、しっかりと本物の「大人」を目指していく必要があります。テーマは「脱こども&脱おじさん」です。
まずは「脱こども」。いつまでも子供っぽさが抜けない服装や、髪型などの過度な若作りも、女性たちから「痛い」と思われがちな要素になります。
例えば、思わず二度見してしまうような、ド派手な色や奇抜な柄、ストリート系のファッション、キャラクターもののアイテム。これらは、痛いファッションの典型例です。本当に自分の年齢や容姿に合っているかどうか、冷静かつ客観的な視点で確かめる必要があります。
次に「脱おじさん」。いくら「脱こども」とは言っても、40代で老け込むわけにはいきません。「おっさんくさい」と思われてしまうのは、40代男性にとってある意味で致命的です。
年齢相応でありながら、同時に程よい「若々しさ」も失わないポイントは、常に「爽やかさ」を意識することです。
落ち着いた色味や、単色(モノトーン・モノカラー・ワンカラー)のアイテムをバランスよく取り入れることで、「過度な自己主張を避けて、さりげなく個性をプラスする」、そんな40代にふさわしいおしゃれ感を上手に演出することができます。
40代男性におすすめの帽子&ブランドはこれ!
- 「できる大人」を演出するオンタイムのメンズコーデ
- 「さりげないオシャレ感」を演出するオフタイムのメンズコーデ
オンタイムのスーツスタイルで「できる大人」を演出するなら、コーディネートにハット(中折れ帽)を積極的に取り入れましょう。
春夏であれば、夏の帽子の代名詞でもあるパナマハットに挑戦してみてはいかがでしょうか。天然のトキヤ草(パナマ草)を編んで作られる「本パナマ」のパナマハットは、軽くて柔らかいその素材感からして、「本物」の風格を漂わせています。春夏のおしゃれに欠かせないアイテムです。
秋冬であれば、ちょっと上質なラビットファーフェルトハットをおすすめします。兎(うさぎ)の毛を使ったラビットファーフェルトには、ウールフェルトにはない上品な光沢と高級感があり、「できる大人」のイメージにぴったりです。秋冬の装いを格上げしてくれます。
パナマハット、フェルトハットともに、40代男性が身に着けるなら、イタリアブランドならではのモードなデザイン性が際立つ、Panizza(パニッツァ)をおすすめします。
オフタイムのカジュアルスタイルで、「さりげないオシャレ感」を演出するなら、他とはちょっと違う、「上質さ」と「デザイン性」を意識しましょう。
まずは、おなじみの野球帽。日本のプロ野球(NPB)の各球団のキャップは、「子供はOK・大人はNG」な印象があります。米国メジャーリーグ(MLB)の各球団のキャップはOKな場合もありますが、普段使いには避けておく方が無難でしょう。またストリート系のキャップも、おおむね30代以上の男性がかぶると「痛い」印象になります。
野球帽と並んでおなじみのカジュアルキャップにハンチングがありますが、少々おじさんくさい雰囲気があるので、40代男性にはキャスケットをおすすめします。専門の帽子屋さんに行かないと、なかなか手に入れにくいのがキャスケットですが、それだけに差をつけられます。
キャスケットはクラウンのボリューム感によって、レトロなビッグキャスから、モダンでスリムなキャスハンチング(ハンチングキャス)まで、シルエットに大きな違いがあり、似合う似合わないにも個人差があります。専門の帽子屋さんで試着しながら選ぶといいでしょう。
ベースボールキャップ、キャスケットともに、40代男性がかぶるなら、美しいシルエットと縫製で他のブランドと一線を画す、Wigens(ヴィゲーンズ)をおすすめします。