帽子選びの参考に! 帽子の色の合わせ方
2021/12/08
- 帽子コラム
帽子を選ぶ時のポイントはいくつかあります。
まず最初に「形状」。ご自身の顔と頭の形にフィットする形かどうかやTPOに合った形のものか、好みのスタイルに合うものかetcなど、帽子のつば(ブリム)の大きさやクラウンの深さといった形状の選択も様々あって悩む部分です。
次に、帽子をお使いいただく季節に合った「素材」のものかどうか。洋服と同じように、使われている素材は季節感を合わせる意味でも重要な部分でもあります。
そして最後に、帽子の色味。今回ご紹介する内容は、この「色」についての記事となります。
どのように帽子の色を選んだらよいのか、合わせやすい色など帽子コーデのこつなどをご紹介します。
簡単なカラーの選び方
好きな色の帽子ばかり購入してしまって、いつも同じ雰囲気に落ち着いてしまう… あるいは、全身がコーディネートがうまくできているのかがわからない…
そんな方へ、全身コーディネートの簡単な色選びの方法は 「同じ色相で色を整えてみること&単一色でまとめる」です。
たとえば、
- 濃いグレーから薄いグレー、と色を薄いもの、濃いものといったように全身のアイテムの色を一つのカラーの濃淡で抑える(黒・グレー・白など)
- 青であれば似た青の色(同じ色相同士)でまとめる(青・ネイビー・水色など)
どちらの方法共に、落ち着いた印象で全身に統一感がある印象です。
次に、「ワントーン」で全身をまとめることもおすすめします。
ワントーンコーデはいわゆる「黒ずくめ」などと表現されるコーディネートの一種ですが、色んな色のアイテムを使わないので失敗がなく、一番簡単な色の選び方です。
たとえば帽子から靴まで「ブラウン」のアイテムで合わせてみると、落ち着き感のある秋冬コーデとなります。
お手持ちの帽子の色と似た色の洋服などをチョイスするだけなので、簡単に統一感ある着こなしができます。メリハリの効かせたいコーデに 補色を利用する
色相環で正反対に位置する色の組合せのことを補色といいます。
補色同士の色の組み合わせは、互いの色を引き立て合う相乗効果があり、それぞれの色の面積の割合(配分)を変えることで、インパクトのある印象を与えることも、片方の色を引き立てることも可能です。
例えば、全身をネイビーでコーディネートされるかたであれば、マスタードカラー(からし色)が補色となりますので、マスタードカラーの帽子や靴などがおすすめです。
手始めに、面積の小さなものから取り入れてみるのも一つの方法です。(スカーフやベルト、シューズなど)
先ほどのワントーンコーデに補色のアイテムを組合せてみると、いつもとは違った雰囲気が表現できるのでおすすめします。
どんなアイテムにどの色を選んでみよう?
お手持ちのアイテムの色の補色がどんな色なのか、調べてみるのも楽しいかもしれません。
派手な色の帽子をかぶってみたい方は、洋服はシンプルでシックな色に。
また、シックなお色の帽子を好まれる方には、くすみのないきれいな色の洋服がおすすめです。