自転車などで帽子が風で飛ばないようにする方法
2022/02/15
- 帽子コラム
風が強く吹いている日、自転車やロードバイクに乗る時、帽子が飛ばされそうになった経験はありませんか?
完全に「風で飛ばない帽子」「帽子が飛ばない方法」は存在しないかもしれませんが、飛ばされないようにする工夫の余地はあるはず。
そこで今回は、帽子の「飛ばされ防止」効果が期待できそうな方法について考えてみました。
工夫(1)ヘアピン・ヘアコームなどを使う
まずは帽子と頭髪を物理的に固定する、ヘアピンやヘアコームを使うという方法です。
帽子内側の「スベリ」と呼ばれる布と帽体(帽子本体)の間にヘアピン(アメリカピン)を差し込んで、帽子をかぶった際、このヘアピンで髪の毛とスベリを一緒に留めます。
またヘアピンよりも幅の広いヘアコームを、スベリの布に穴をあけてゴムで結びつける方法もネット上で紹介されています。
女性の方であればヘアピンやヘアコームの扱いにも慣れていると思いますが、男性の方にとっては少々なじみのないアイテムかもしれません。使い方・作り方に多少コツが要るというのも難点です。
また、繊維の隙間にピンを通したりスベリに穴をあけることで、帽子が傷みやすくなるのではという心配もあります。そういった場合は、他の方法を検討することをおすすめします。
工夫(2)ぴったりサイズの帽子を選ぶ&調整する
次に、ゆるゆるの帽子だと風に飛ばされやすくなるということで、ぴったりサイズの帽子を選んだり、サイズを調整するという方法です。
例えば、メンズ・レディースを問わず人気のニット帽など、頭にぴったりフィットするフリーサイズの帽子を選んでみてはどうでしょうか。伸縮性の高い帽子であれば、帽子のほうから頭に自然にフィットしてくれるので、滅多なことでは風で飛ばされないでしょう。
また、「スベリ絞り(しぼり)アジャスター」「バックアジャスター」などアジャスター付きの帽子を選んだり、サイズ調整テープ・制菌ライナーを使うことで、よりぴったり感のあるかぶり心地に調整するという工夫も考えられます。
詳しくは、こちらのコラム記事をご参照ください。
工夫(3)帽子クリップ(ハットクリップ)を使う
次は、仮に風で飛ばされそうになっても帽子をなくさないようにする方法として、一つ目は「帽子クリップ」(ハットクリップ/キャップクリップ)と呼ばれるアイテムを使う方法です。
どんな帽子にも付けられる帽子クリップは便利なアイテムです。使い方はとても簡単。帽子のツバ(ブリム/バイザー)に片方のクリップを留めて、服の襟などにもう片方のクリップを留めるだけ。誰でも気軽に、そして簡単に帽子が飛ばないようにできます。
麦わら帽子、パナマハット、フェルトハット、キャップなど、種類はほぼ問いません。
シンプルなものであれば100均ショップでも買うことができます。100均より少しお金を多く出せば、チャームがついたネックレス風のタイプなど、豊富なデザインの中から選べます。
装飾性の高い帽子クリップは、メンズには少し派手かもと思いますが、レディースであれば、ちょっとしたおしゃれアイテムとして活用することもできるのではないでしょうか。
工夫(4)あご紐付きの帽子で飛ぶのを防止する
風で飛ばされそうになっても帽子をなくさないようにする方法の二つ目は、あご紐付きの帽子を選ぶことです。
あご紐付きは、ウェスタン系やアウトドア系の帽子でよく見られます。上で紹介した後付けの帽子クリップとは違って、最初から帽子に付属しているということで、しっかりと丈夫で安心できます。
用途が決まっているなら、初めからあご紐付きの帽子を選べば、着用中に風で飛ぶのを防止できるでしょう。
詳細検索で「あご紐orあごひも」などのキーワードで検索してみてください。