レディース編 帽子とヘアスタイルの考察
2022/02/23
- 帽子コラム
帽子をかぶるとせっかくのヘアスタイルが崩れるのが…、帽子は大好きだけど、どんな髪型が似合うんだろう?へアレンジとか面倒なのはちょっと…と思われている方、そんな悩みにおすすめの方法&ご提案と、どんな髪型にも合う帽子のレディース編を今回はご紹介していきます。
帽子をかぶる際スタイリング剤はどうするの?
帽子をかぶっているときの頭髪は、頭皮と髪に湿度が加わった状態が保持されるため、髪の癖が取れやすく、また、逆に癖が付きやすい状態にあります。(たとえば、スタイリングセットしても元に戻ってしまう・帽子のスベリの跡がついてしまうなど)
また、帽子への汚れの付着を気にしてスタイリング剤を使わない方も多いかと思います。 ですが、男性の場合とは異なり、女性の場合は、帽子から出る髪の長さがあるため、毛先部分にまとまりや質感を持たせるために、スタイリング剤を選びつつ使用するのをおすすめします。
スタイリング剤の大まかなものには下記のものがあります。
- 【オイル】 髪の保護成分など含まれているので、パサついた髪におすすめ。まとまりが良くなるのでアレンジの前に髪になじませておきます。
- 【ワックス・バーム】 オイルよりまとまりを出せて束感を持たせたい時に。今っぽいボブヘアの必需品です。
- 【スプレー】 スタイリングを固めたい時に仕上げとして使うスプレー。アイロンなどで巻いたカールなどを長持ちさせたい時、湿度の高い日のヘアスタイルの仕上げとしても、浮き毛のまとめなどにコーム(くし)にスプレーしてからとかすとまとまります。
髪の長さや、なりたい質感に応じて使用するスタイリング剤を変えてみましょう。
帽子のスベリ部分には皮脂やファンデーションの付着を防ぐために、「帽子用汗止め消臭・制菌ライナー」の装着をおすすめします。
汗でぺちゃんこになった前髪などには?
帽子をかぶった時のあるあるなのが、前髪がつぶれてしまう問題。
そのまま帽子をかぶる方には、帽子を脱いだ際にささっと使用できる、髪専用のウエットシートなど販売されています。出先などで髪に付いた汗や匂いをリセットできて便利です。
また、おでこを出すことに抵抗がない方には、「ピン止め」や「編み込み」など、前髪を上げる方法をご提案します。帽子を脱いだ時にも前髪に気を使わなくてもいいので快適です。
髪型そのものを考えてみる
帽子をかぶる時の髪型を考えてみましょう。 トップにボリュームを持たせた髪型はどうしても帽子をかぶった際につぶれてしまいますので、超簡単おすすめヘアスタイルをいくつかご紹介します。
- ボブヘア×外はね
- ミディアム~ロング×くるりんぱ
- 三つ編み&ロープ編
どんな帽子にも相性◎な、おすすめの髪型です。毛先にお好みのスタイリング剤を使ってアクティブな日でもおしゃれをキープ。
髪の長さがある方が帽子をかぶる際は、髪をすっきりまとめたほうがこなれた印象になるため、ポニーテールもおすすめ。さらに、そのポニーテールに手を加えて、「くるりんぱ」すれば、いつものポニーテールも華やかに。 (一つに結んだ上に穴を開けて、その部分に上から束ねた髪を通すだけの簡単アレンジです。)
ハット系やニットキャップに好相性なのが、三つ編みとロープ編。簡単にまとめられてファッションによってシックにも、カジュアルにも合わせられるので、帽子をかぶる際にはこちらの定番アレンジで。
どんな髪型にも似合う万能な帽子ってあるの?
カジュアルからシックテイストまで幅広く使える帽子といえば、「キャスケット」。
髪が短い方はそのままかぶったり、ボブの人なら毛先を遊ばせてみたり、髪がロングな人は、編み込んでゆるくお団子にしてまとめてみたり、好みの髪型にも合いやすい帽子です。きっちりとまとめた髪型より、後れ毛をあえて見せたり、と少しゆるめの髪型がしっくりきます。
そしてもうひとつおすすめ帽子は、「ベレー帽」。
ボブの方なら、毛先を外はね仕上げに、髪がロングな人は、ゆるく編んだ三つ編みや、サイドにふんわりとしたお団子ヘアーなど、エレガントな雰囲気を出しつつ、髪の崩れも気にならない組み合わせです。ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。