スキー・スノボの帽子の選び方・種類・かぶり方

2022/02/24

  • 帽子コラム


スキー場に行くと、スキーやスノーボードを楽しむ人の多くが、メンズもレディースも帽子をかぶっていますね。帽子なしの人のほうが、むしろ珍しいくらいです。

スキーやスノーボードで帽子をかぶるのにはどんな意味があるのでしょうか? そこで今回は、スキー場で帽子をかぶる理由や、その種類・選び方・かぶり方について考えてみました。

スキーヤーやスノーボーダーが帽子をかぶる理由

まず1つは、寒さ対策です。スキーやスノボは気温の低い雪山で行うスポーツ。滑走中の体感温度は、風圧を受けるため、実際の外気よりも低く感じられます。

寒さ対策では、身体の末端をあたためることが大事。街でも冬場の帽子なしは寒いですよね。でも帽子をかぶっていれば、頭や顔に当たる風を軽減することができます。

また、ゲレンデでスキーやスノボを楽しんでいる最中に降雪があっても、帽子をかぶっていれば雪避けになります。

そしてもう1つが、転倒・衝突など事故の際の衝撃を和らげる目的です。

スキーやスノーボードでは転倒がつきもの。また急に他人が衝突してくることも考えられます。強い衝撃を受けることもありますし、スキー板やボードのエッジで切り傷を負う危険性もあります。そんな際に頭に受けるダメージを軽減してくれるのが帽子です。

気持ち厚手の帽子をかぶっていればクッション性も高くなり、頭に受ける衝撃を和らげることができます。冬季オリンピックや世界選手権に出場するようなアスリートたちはヘルメットを着用していますが、一般的なゲレンデであれば帽子でも十分なのではないでしょうか。

このように実用的な目的もある帽子ですが、どうせならおしゃれに見える、お気に入りのデザインのアイテムを選びたいですよね。

スキーやスノボに行く日までお店で探す時間が確保できないという方には、ネット通販が便利です。帽子専門店の通販サイト「時谷堂百貨」をぜひご活用ください。

スキーやスノーボードにおすすめしたい帽子の種類

  1. ニット帽(ニットキャップ、ワッチ、ビーニー)
  2. スキー・スノボー用の帽子として最もポピュラーなのがニット帽です。ウェアとの組み合わせでおしゃれなコーディネートを楽しめるデザイン性の高さから、メンズ・レディースを問わず人気があります。

    耳まですっぽり覆うニット帽をかぶることで、身体の末端部の冷えを軽減することができます。伸縮性があり、しっかり深めにかぶれるニット帽は、風で飛ばないことも魅力です。

    普段使いのニット帽も基本的にそのまま流用できますが、スキーやスノボーに用いる場合、降雪や転倒時に濡れてしまうことも考えられます。そのため、ポリエステルやアクリルなど乾きやすい繊維や、特殊な速乾性素材を使ったものが特におすすめです。

  3. ベースボールキャップ、ワークキャップ
  4. 意外なところでは、メンズ・レディースを問わず人気のベースボールキャップやワークキャップが、スキー場の新しい定番アイテムになりつつあります。

    一見スキーやスノボーには向いていないと感じるかもしれませんが、中でも耳あて付きで内側ボアのタイプなどは防寒性に優れています。

    特に春先の暖かい時期に入ると、スキー場にベースボールキャップやワークキャップをかぶったスキーヤーやスノーボーダーが増えます。

    「視界を遮らない」「風で飛ばない」といった点を重視するなら、短めバイザーのキャップがおすすめです。

  5. バラクラバ(目出し帽)
  6. バラクラバとは、目の周りだけを出し、頭部から首元までをすっぽりと覆うことができる、いわゆる「目出し帽」のことです。

    元々は本格的な冬登山に用いられていましたが、近年ではスキーやスノーボード、サイクリングやサバイバルゲームなど、アクティブなウィンターレジャーに幅広く活用されています。

    形状としてネックウォーマーの役割も果たすため、保温性が高いのが特徴です。口元を覆うので着けていてもゴーグルが曇りにくい点は、スキーヤーやスノーボーダーにとって魅力でしょう。

    ただ、見た目がだいぶ「怪しい」感じになるので、バラクラバを着けたままコンビニや銀行に行くのはやめておいたほうがいいかもしれません。

  7. 飛行帽(フライトキャップ)
  8. スキー・スノーボード用の帽子に、今までにない「変化球」を持ち込みたいなら、「飛行帽」などはいかがでしょうか?

    フライトキャップ、パイロットキャップなどの別名もある飛行帽は、本来は航空機に搭乗する際に身に着ける帽子で、現在ではその高い防寒性から一般ユーザー向けの冬場のファッションアイテムとしても人気です。

    特徴は、左右両サイドに耳あて(イヤーフラップ)を備えた独特のフォルム。耳あての内側がボア状の仕立てになっているものが多く、防寒性もバッチリ。イヤーフラップを顎下で留められることも、スキーやスノボーに適しています。

    飛行帽を選ぶなら、雪国カナダの帽子ブランド「CROWNCAP(クラウンキャップ)」のアイテムをおすすめします。

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