型崩れをどう防ぐ?メンズ帽子を収納するアイデアと方法
2023/01/20
- 帽子コラム
おしゃれなハットやキャップが好きで、たくさんの種類の帽子をもっている方ほど、帽子のしまい方、収納方法に関する悩みをお持ちなのではないでしょうか?
保管のコツは? 型くずれを防ぐには? 春夏秋冬シーズンオフの切り替えは? など様々な疑問が浮かんでくると思います。
そこで今回は、帽子を上手に収納するアイデアや方法について、まとめてみました。
普段使いの帽子には、手にとりやすい「帽子ハンガー」
オンシーズンのよくかぶるメンズ帽子であれば、身支度の際に帽子を簡単に手にとれて便利な帽子ハンガーがおすすめです。ハット系にも、キャップ系にも使えます。
設置の仕方はとても簡単。帽子ハンガーを部屋のフックかけるだけです。帽子を壁にかけて納めることで、余った空間を上手に活かすことができます。省スペースな収納方法です。
部屋にちょうどいいフックがない場合は、クローゼットのポール(パイプ)、つっぱり棒、部屋や玄関のドアノブなどに帽子ハンガーをかけても良いでしょう。
帽子ハンガーを2個、3個と連結して、複数の帽子を縦に並べてみるのも面白いです。おしゃれな雰囲気を演出できて、インテリアとして楽しみながら帽子を賢く整理できます。
型崩れが気になるようであれば、帽子をかける部分が丸く、円形になったものを選ぶといいでしょう。棒状に尖ったものと比べて、型崩れを起こしにくくなります。
お気に入りの帽子に用いること、これから長く使うこと、インテリアの一部であること。そんな点を考慮して、帽子ハンガーを選んでみてはいかがでしょうか。
サッと引っかけるだけで、ドアや椅子が帽子の置き場所に早変わり。
オフシーズンや大切な帽子には、「帽子専用収納箱」
オフシーズンの帽子、季節性の高い帽子、天然素材を用いたオシャレな高級メンズ帽子であれば、箱(ボックス/ケース)に入れて収納するのがおすすめです。
しっかり箱に入れて収納することで、埃(ほこり)や傷から大切な帽子を守れます。また丁寧に形を整えて収めれば、型くずれが起こるのを防ぐこともできるでしょう。
ブリム(つば)のあるハット系の帽子であれば、厚紙を頭囲サイズより大きめの筒状にしたものを用意し、そこに帽子を逆さまの状態にしてクラウン(頭頂部)部分を入れます。
ハンチング、キャスケット、ベースボールキャップ(野球帽)などのキャップ系であれば、新聞紙を丸めたものなどを「アンコ」として詰めておくと、型くずれしにくくなるでしょう。
また箱の中は湿気が溜まりやすいので、乾燥剤や防虫剤を使用することもおすすめします。
こうして帽子を箱やケースに入れて収納すれば、春夏物・秋冬物の切り替え後のシーズンオフ期間や、しばらくかぶる予定がない時期などには、クローゼットや押し入れの中に重ねて保管することもでき、省スペースにもなるでしょう。
ホームセンター等にはポリエチレン製やプラスチック製の帽子収納箱がありますが、程よく風通しがあり、湿気を防ぎ、直射日光も避けられるという点から、やはり紙素材の帽子収納箱をおすすめします。
当店・時谷堂百貨が取り扱う「ハット専用収納箱」は、クラウン(頭頂部)部分を納める台紙もセットされているので、パナマハット、フェルトハットなどブリム(つば)のあるハット系のメンズ帽子の保管に最適です。ハットを収納して、押し入れなどに積んで保管することができます。
帽子を収納する前のお手入れやメンテナンスも忘れずに
大切な帽子を長く良好な状態に保つためには、日々のお手入れやメンテナンスが欠かせません。もちろん、シーズンオフなどの長期の収納前にも心がけたいものですね。
そこで最後に、帽子のお手入れやメンテナンスに役立つプチアイデアとして、便利なアイテムをご紹介します。ハットランドリー
サッと吹きかけるだけで、消臭・抗菌・防カビ・防虫の効果がある帽子専用スプレー。植物由来の100%天然成分だから安心です。
ハットブラシ
帽子に付着した塵(ちり)や埃(ほこり)を落としたり、フェルトハットの毛並みを整えたりするための、帽子専用ブラシです。