8月10日はハットの日!8月11日は山の日!低山登山・ハイキングに帽子を
2023/07/24
- 帽子コラム
毎年8月11日は、国民の祝日・山の日ですが、その前日8月10日がハットの日であることはご存じでしょうか?
8月10日は、「8=ハッ、10=ト」の語呂合わせから「ハットの日(帽子の日)」に指定されています。
そんなハットの日と山の日から始まる8月中旬は、本格的な夏季休暇・お盆休みのシーズンでもあります。
さあ、あなたも、帽子をかぶって、近場の山へ、低山登山・ハイキングに出かけましょう。
初心者でも気軽に挑戦! 低山登山・ハイキングが人気
いま、低山登山・ハイキングがブームです。ここ数年のコロナ禍で、密を避けつつ自然と親しめる場所として、身近で気軽に登れる低山が注目されるようになったのが、このブームの背景と考えられます。
登山といえば、かつては文筆家・深田久弥氏の随筆集や山岳雑誌によって選定された「日本百名山」が有名でしたが、近年ではこれになぞらえた「日本百低山」が話題を集めています。
「酒場放浪記」で知られる、ハンチングがトレードマークの酒場詩人・吉田類さんが出演し、全国の低山をめぐるNHKのテレビ番組「にっぽん百低山」も人気です。
ちなみに、私たち時谷堂百貨の店舗がある東京都八王子市には、「日本百低山」のリストには必ず名を連ねる代表的な低山・高尾山(標高599m)があります。
ミシュラン観光ガイド「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で3つ星評価を受けるなど、高尾山は世界的にも有名で、春夏秋冬、季節を問わず多くの登山者で賑わっています。
低山登山・ハイキングの際に揃えておきたい持ち物は?
本格的な登山とは異なり、初心者でも比較的気軽にチャレンジできるのが低山の魅力ですが、標高が低いとはいってもそこは山、遭難のリスクはゼロではないので油断は大敵です。
まずは基本的な服装や装備、必要な持ち物などをリストでしっかりチェックして、安全な登山を楽しめるよう心がけましょう。
- 最低限必要な基本アイテム(持ち物)
- あると便利なアイテム(持ち物)
- 季節や必要に応じて選びたいアイテム(持ち物)
「リュックサック(ザック)、レインウェア(雨具)、靴(シューズ)、水筒・ペットボトル飲料、行動食、帽子、タオル、ゴミ袋、ティッシュ・トイレットペーパー、健康保険証」
靴(シューズ)は、低山であればスニーカーでも十分ですが、選択するルートによっては登山靴(トレッキングシューズ)のほうが歩きやすく安全な場合があります。入念に下調べを行いましょう。
行動食とは、休憩時や歩きながら手軽に食べられる食べ物を意味します。例えば、飴(あめ)、キャラメル、チョコレート、せんべい、ナッツ類、ドライフルーツ、ゼリー飲料、シリアルバーなどです。
「モバイルバッテリー、腕時計、紙の地図、コンパス、トレッキングポール(ストック)、ホイッスル、救急セット、ウェットティッシュ(除菌シート)、レジャーシート」
山では美しい景色をカメラで撮影したり、地図アプリをチェックしたりと、スマートフォン(スマホ)を使う頻度が高くなります。
電池(充電)を消耗しやすいので、モバイルバッテリーを準備しておくか、腕時計・紙の地図・コンパスなどアナログで代用できるものを合わせて用意しておくといいでしょう。
「サングラス、日焼け止め、虫除けスプレー、ヘッドライト、防寒具、カイロ」
これらのアイテムは、必要性に個人差があると思います。春夏秋冬、登る時間帯など、必要に応じて適宜チョイスしてみてください。
メンズも!レディースも!ハイキングにおすすめの帽子
さて、上のリストにも挙げた通り、帽子は低山登山・ハイキングでは必須のアイテムです。
帽子は、夏は紫外線や熱中症の対策に、冬は防寒対策に役立ちます。また、木の枝や岩などに頭を引っかけた際や転倒した時などに、頭部へのダメージを軽減させる効果もあります。
低山登山・ハイキングには、サファリハット・バケットハット、アルペンハットなどがおすすめです。
持ち歩きに便利な「クラッシャブル」仕様の帽子、多少の雨にも強い「撥水加工」の帽子、風で飛ばされにくい「あご紐(あごひも)付き」の帽子などを選ぶのもいいでしょう。