耳が寒い!耳が冷たい! ウィンタースポーツ・冬の防寒には耳を覆える帽子がおすすめ

2025/01/17

  • 帽子コラム


冬場の防寒対策のポイントは、肌の露出を減らし、手・足・首・耳など身体の末端部をあたたかくすること。手には手袋(グローブ)、足には厚手の靴下、首にはマフラーといったアイテムが定番です。

本格的な冬になると、特につらくなるのは耳です。冷たい風にさらされると、「寒い」を通り越して「痛い」と感じることさえあります。

耳については、イヤーマフ、イヤーウォーマーといった独立した耳あて(耳当て)系のアイテムが考えられますが、その仲間として、そうした機能を兼ね備えた帽子も存在しています。

そこで今回は、「耳をおおえる帽子」を、防寒レベル別にご紹介したいと思います。

【防寒レベル1】耳あて付きキャップ → TPOに合わせて2wayで使えて便利

「耳が寒い」「耳が冷たい」と感じる時、まず検討すべきは、耳あて付き(耳当て付き)のキャップです。

耳当て付きキャップ

これらは耳あて(耳当て)がクラウン(頭頂部)内側に折り込むように収納されていて、耳あて(耳当て)を使用しない通常時には、一般的なハンチング、ベースボールキャップ、ワークキャップとして楽しめるような帽子です。

その時々の気温や天候など、TPOに応じて2wayで使うことができるので、とても便利です。

詳細検索で「耳あて or 耳当て」などのキーワードで検索してみてください。

商品詳細検索はこちらからご覧いただけます。

このタイプの帽子で、ちょっと珍しいところでは、カナダのブランド・クラウンキャップ(CROWNCAP)のレールロードキャップ(レイルロードキャップ)が挙げられます。

一般的には、「レールロードキャップ(レイルロードキャップ)」とは、20世紀初頭のアメリカの鉄道作業員に由来する名称をもつ帽子で、いわゆる「ワークキャップ」とイコールと捉えて間違いありません。

ただ、こちらクラウンキャップ(CROWNCAP)のレールロードキャップ(レイルロードキャップ)は、一般的なワークキャップとは異なり、丸みのあるクラウン(頭頂部)で、前面を紐で結んだデザイン・形状・スタイルに特徴があります。

もちろん、帽子内側には防寒用の折り畳み式の耳あてを備えています。ぜひチェックしてみてください。

【防寒レベル2】ニット帽 → デザイン豊富・頭から耳までをすっぽり覆える

次に検討したいのが、おしゃれアイテムとしても定番の、ニット帽(ニットキャップ)です。

ニット帽

ニット帽(ニットキャップ)とは、ニット素材を編み込んで作られた帽子の総称で、ビーニー、ワッチキャップとも呼ばれます。

用いられる素材は、主にウール、コットン、アクリル、ポリエステルなどです。

冬の帽子としてのニット帽の大きな魅力は、伸縮性の高い仕立てになっているため、頭から耳までをすっぽりと覆えること。これにより、冬場の冷えや寒さから身体を守ることができます。

また、たっぷり空気を含んで保温性が高く、軽量で圧迫感も少ないため、スキー、スノーボード(スノボ)といったウィンタースポーツ(ウインタースポーツ)にも最適です。

外出時、脱いだ際にはかさばることなくカバン等に入れることができ、持ち運びが便利です。低山登山、トレッキング、ハイキングなど、アウトドアシーンでも活躍します。

ニット帽(ニットキャップ)は、各ブランドが発信するファッションアイテムとしてもおなじみで、日常的なコーディネートにもよくマッチします。メンズ(男性)、レディース(女性)、年齢を問わず、アクセントとして気軽に取り入れやすいアイテムとなっています。

【防寒レベル3】飛行帽・フライトキャップ → 防寒系の帽子の最後の切り札

「耳あて付きキャップでも、まだ耳が寒い!」「ニット帽でも、まだ耳が冷たい!」という方に、最終手段としておすすめなのが、飛行帽・フライトキャップ・パイロットキャップです。

飛行帽

飛行帽・フライトキャップ・パイロットキャップは、その名の通り、元々は航空機に搭乗する飛行機乗り(パイロット)たちが身に着ける実用的な帽子でした。

特徴は、頭にフィットしてすっぽり包むクラウン(頭頂部)と、左右両サイドにイヤーフラップ(耳あて/耳当て)を備えた独特のフォルムです。

防寒アイテムとしての最大の魅力は、このイヤーフラップ(耳あて/耳当て)部分を含めた帽子内側に、毛足長めのファー、モコモコのボア、保温性の高いフリースなど、格別にあたたかい素材を使用している点です。

また一般的にこのイヤーフラップ(耳あて/耳当て)にはバックルや紐(ひも)が付いていて、顎下で留めたり、逆に頭上で留めてはねあげた状態にすることができます。

本革素材を用いた本格派の飛行帽・フライトキャップ・パイロットキャップは、レトロかつヴィンテージな雰囲気で、ミリタリーファンにも人気があります。

また近年では主に化学繊維などを用いた、比較的ライトな飛行帽・フライトキャップ・パイロットキャップも数多く登場していて、こちらは一般ユーザー向けの冬場のファッションアイテムとして人気の帽子になっています。