父の日にプレゼントするならワンランク上の帽子を
2022/05/13
- 帽子コラム
6月の第3日曜日は、父の日です。母の日と比べて忘れられてしまいがちとも言われる父の日ですが、今年は大切なお父様に日頃の感謝の気持ちをちゃんと伝えてみませんか?
これから暑い夏の時期を迎える6月のプレゼントには、帽子が大変喜ばれます。そこで今回は、父の日のギフトにふさわしい「ワンランク上」の帽子についてまとめてみました。父の日ギフトにふさわしい中折れハットとは?
現役世代の方々のお父様というと、年齢的には50代・60代、あるいは70代・80代以上になっていると思います。そうした年代の男性には、やはりきっちり感のある中折れハットが似合います。
夏の帽子としてまずイメージされるのが、ストローハット(麦わら帽子)ではないでしょうか? 文字通りの「麦わら(=麦の藁・ストロー)」を用いた帽子はむしろ希少になっていて、再生紙を加工したペーパー素材や天然素材ラフィアを用いたものがお求めやすいアイテムになっています。
広い意味で「ストローハット(麦わら帽子)」に分類される帽子の中で、父の日のギフトにふさわしい「ワンランク上」のクオリティを求めるなら、シゾールハットはいかがでしょうか? マニラアサ(アバカ)の葉を原料とする繊維・シゾール(sisol)で編まれたハットは、軽く丈夫で発色も美しく、上品な光沢感が魅力の高級品です。
また、もし父の日のプレゼント用の中折れハット選びで迷ったら、パナマハット(パナマ帽)を選んでおけばまず間違いないです。天然トキヤ草(パナマ草)を素材とするパナマハット(パナマ帽)は「本パナマ」と呼ばれ、「夏の帽子の王様」として広く認知されています。
帽子好きのお父様なら、そのパナマハット(パナマ帽)を、「良い物をもらった」と喜んでかぶってくれることでしょう。
少し季節を飛び越えて秋冬物の帽子で選ぶなら、フェルトハットがおすすめです。フェルトハットは一般的に、羊の毛を使ったウールフェルト、兎(うさぎ)の毛を使ったラビットファーフェルト、ビーバーの毛を使ったビーバーファーフェルトの順にランクが上がっていきます。
ぜひ、各自のご予算に応じて検討してみてください。
父の日ギフトで喜ばれるカジュアルキャップは?
父の日のプレゼントとして見映えがするのは、上で紹介したようなハット系の帽子ですが、人によってはハット系の帽子を「キザだ」と敬遠する方もいらっしゃるかもしれません。
そんな場合は、普段からなじみのある、ハンチング、キャスケット、ベースボールキャップ(野球帽)といったカジュアルキャップで、「ワンランク上」をめざしてみましょう。
量販店の帽子コーナーなどではせいぜい2~3千円といったところのカジュアルキャップですが、父の日のギフトにふさわしい箔をつけるなら、ダックス、ステットソンといった有名ブランドのアイテム、イタリアらしいデザイン性が光るマローネ、シルエットの美しさに定評があるヴィゲーンズといった海外ブランドのアイテムがおすすめです。
また上のブロックで紹介したような、きっちりとした中折れハットが苦手なお父様でも、より親しみのある布帛ソフトハットであれば、気張らずにかぶってくれるのではないでしょうか?
布帛ソフトハットの場合も、有名ブランドなど人気の海外ブランドにこだわって選んでみることで、父の日のプレゼントにふさわしい「ワンランク上」の価値を演出できるでしょう。
またサプライズで帽子をプレゼントしたい場合、頭囲のサイズがお父様に合うかどうかが気になるところではないでしょうか? ハンチング、キャスケット、ベースボールキャップ(野球帽)といったカジュアルキャップ、さらに布帛ソフトハットなどは、日本製(日本国内製造)のアイテムを中心に、サイズを微調整できるアジャスター付きの帽子が多くあります。
こうしたものも、合わせて検討してみてはいかがでしょうか? きっと50代・60代、さらには70代・80代以上、各年代のお父様にふさわしい一品が見つかることでしょう。
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