ゴルフプレー・スポーツ観戦の日焼け防止にパナマハット
2022/06/17
- 帽子コラム
軽く柔らかく涼しい、天然素材トキヤ草ならではの自然な風合いが魅力のパナマハット(パナマ帽)は、メンズのたしなみとしてゆったり楽しむ週末ゴルフにぴったりな帽子です。
そこで今回は、特に「熱中症対策・日焼け防止(UV対策)」という観点から、ゴルフのプレー時やスポーツ観戦時におすすめのパナマハット(パナマ帽)の種類などについて考えてみました。
日よけ効果を重視するならロングブリムのパナマハット
ゴルフコースは、1ホールのスタート地点であるティーインググラウンド(ティグラウンド)から、フェアウェイ、ゴール地点であるグリーンに至るまで、ほぼ日陰がありません。
そのため、ふいの打球から頭を守る安全対策、暑い季節の熱中症対策としてはもちろん、強い陽射しによる日焼け防止(UV対策)の観点からも、帽子の着用が推奨されています。
春夏のゴルフ場に降り注ぐ太陽光(日光)は、プレーの妨げになるほどまぶしいものです。しっかりよけたいなら、数ある帽子の中でも、ブリム(つば)が長いロングブリムのパナマハットをかぶるのがおすすめです。
一般的には、前側のブリム(つば)幅が約7cm以上のものが、つば広の帽子と言われています。
風がある日などで、プレー中に帽子が飛ばされてしまいそうになる場合は、あご紐(あごひも)付きのパナマハットを選ぶと、より安心できるでしょう。
プレー中の視界を確保するならショートブリムのパナマ
またロングブリムの場合、日差しをよける効果は高いのですが、快適なプレーに欠かせない視野を狭くしてしまうことがあります。ブリム(つば)が視界を邪魔するのです。
ゴルフは、ショットやパットの際に顔を横向きに動かしてボールの位置や打球方向を確認するため、左右が見えやすい帽子だとこうした不快感が軽減されます。
視界の確保を意識するなら、サイドアップブリムのテンガロンハット・タイプ、中折れハット・タイプの中でもショートブリム(約5cm以下)やミディアムブリム(約5.5~6.5cm)のパナマハットを選ぶことがおすすめです。
パナマハット以外の帽子では、ゴルフが英国紳士の遊びから発展してきた歴史を考えれば、メンズカジュアルとしても人気のハンチング、キャスケットなどもいいでしょう。
プロゴルファー御用達のベースボールキャップ(野球帽)、サンバイザーも好適です。意外なところでは、布帛ソフトハットのうち、バケットハットやアルペンタイプのメンズハットもおすすめできます。
春夏にぴったりのコットン(綿)やリネン(麻)などの素材のアイテムを選べば、快適にプレーできるでしょう。
屋外でのスポーツ観戦にもパナマハットがやっぱり最適
ゴルフ大会へのギャラリー(観客)としての参加、プロ野球・高校野球などの野球観戦、テニス観戦など、屋外でのスポーツ観戦の際には帽子が必須アイテムになります。
高校野球では、ごくまれにドーム球場が使用されるほかは、ゴルフ場のコース内と同様、野球場内はバックネット裏以外日陰のない席がほとんどです。またチケット売り場や入場ゲートなど屋外での待機時間が発生する可能性も考慮すると、野球観戦には必ず帽子を持参したいところです。
プロ野球やテニスは屋内の全天候型施設で行われることも多いですが、屋外のデーゲームであれば、野球観戦でもテニス観戦でも帽子は欠かせません。
そして、プレー時と同様、スポーツ観戦の時にも、軽く柔らかく涼しい、自然な風合いが魅力のパナマハットは最適です。熱中症・日焼け防止の強い味方となってくれることでしょう。
最後に、全てのスポーツ観戦時のマナーとして、周りの方々の視界を妨げない・遮らないということが、とても大切です。特につば広のハットはトラブルになりやすいので、基本的なマナーに沿って、TPOに応じて帽子を脱ぐなどの気遣いをしましょう。
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