スタイリスト直伝！ オトナのメンズコーデ塾

「時代遅れって思われたくないけど、トレンドってよくわからない…」
「トレンドと自分のスタイル、どっちを優先すればいいの？」

このように悩んでいませんか？

今回は2023秋のトレンドと、その取り入れ方について徹底的に解説します。
アイテム別の取り入れ方も解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

記事では以下のことについて解説します。

1. 2023秋のトレンド
2. アイテム別のトレンドを”取り入れる”方法
3. トレンドをおさえた”最強の”帽子3選

この記事は5分ほどで読めます。
トレンドや着こなし方の情報が盛りだくさんなので、自分に必要な部分をチェックしてくださいね。

【2023年最新版】大人の男性が取り入れたい秋のトレンド

2023年秋冬のトレンドの中から、大人の男性が取り入れたいものをピックアップしました。

• 色味
• 素材
• アイテム

この3つに分けて、取り入れるべきトレンドをみていきましょう。

2023秋に取り入れるべき2つの色味

大人の男性が2023秋冬に取り入れたい色味は2つあります。

1. ブラック×ホワイト
2. マゼンダ

ブラック×ホワイトは”モノトーン”の色構成で、コーディネートにおいては最もベーシックな色味の組み合わせです。
今年は特に「メリハリの効いたブラック×ホワイト」が注​​目されています。

参考：ELLE　【2023-24秋冬トレンドカラー】流行必至の注目カラー6色を発表！ おすすめコーデ＆アイテム48選

ただブラックとホワイトでコーディネートを組むのではなく、よりお互いが目立つようにコーディネートを組めるかが鍵となります。

”モノトーンコーディネート”ではなく、あくまで”ブラック×ホワイト”であることに注意してください。

もう一つの色味がマゼンダです。

参考：PANTONE

PANTONE社が毎年発表している「Color of the Year」で選ばれた「2023年の色」がマゼンダです。
正しくは「ビバマゼンダ」という色で、温かみと冷たさを併せ持つような色彩ですね。

そうはいっても、ビバマゼンダのアイテムを探すのは大変ですよね。
ワインレッドや暗めの赤紫のような近い色味のものでいいので、意識してコーディネートに取り入れてみるとおしゃれに見えますよ。

2023秋に取り入れたい素材：レザー

大人の男性が2023秋冬に取り入れたい素材は、レザーです。

レザーはコーディネートに上品な印象を与え、大人っぽさを演出してくれます。
意識的に取り入れて、トレンドに合った着こなしを実現しましょう。

レザーは先ほど紹介したマゼンダや、レッドのような鮮やかな色と相性抜群です。
赤のスカーフをチラ見せしたり、マゼンダやワインレッドのニットを中に着たりしてトレンドカラーと掛け合わせるのがおすすめです。

参考：黒ダブルレザージャケット×タートルネック×スラックスの着こなし

大人の男性がこの秋取り入れたい2つのアイテム
大人の男性が2023秋冬に取り入れたいアイテムは2つあります。

1. クリーンなテーラードジャケット
2. マキシコート（丈の長いコート）

クリーンな印象のテーラードジャケットとは、単色ですっきりとして見えるテーラードジャケットを指します。

参考：2023年秋冬メンズコレクションのトレンド10選【後編】

上品で知的な印象に加え、先鋭的な雰囲気を出せるためおすすめです。
まずはセットアップを選んでみると、違和感なく着こなせますよ。

次に、丈の長いコートです。

参考：原点回帰とイノベーション – ミラノ＆パリコレ 傾向とトレンド＜2023年秋冬メンズ編＞

床につきそうなほど長丈のコートは「マキシコート」とも呼ばれます。
上品さとミステリアスな印象を兼ね備えているのが特徴です。

おすすめのカラーは黒です。
秋にも使える薄手のものを選び、コートの中をモノトーンに統一することでシックにキメられますよ。

真似するだけでキマる！秋におすすめのコーディネート大解説

「トレンドについてはわかったけど、自分で選べる気がしない…」
「トレンドアイテムは持っているけど、使い方がわからない…」

このように悩んでしまいますよね。

ここでは2つのコーディネート例を見ながら、トレンドの取り入れ方を解説します。
タイプの違う2種類のコーディネートを紹介するので、気になるアイテムをチェックしてみてください。

紹介するのは次の2アイテムのコーディネートです。

1. 長丈のコート（マキシコート）
2. テーラードジャケット

長丈のコート（マキシコート）

今季注目の長丈のコートは、上品さとミステリアスな雰囲気を演出したい方におすすめです。

参考：ダンヒル 2019-20年秋冬メンズコレクション – 英国ファッションの二面性に見る“真の洗練”とは

こちらのコーディネートでは、黒のマキシコートが主役になっています。
ポイントは3つです。

1. 全体を黒とネイビーで統一している
2. 単調にならないようにレザーをベルトと靴に差し込んでいる
3. 帽子をアクセントにし、のっぺりしないように調整している

マキシコートはかなり目を引くアイテムですが、その分単調になりがちです。
帽子でアクセントを加えたり、革靴やレザーのベルト、バッグなどを取り入れたりすることで、のっぺりした印象にならないようにしましょう。

小物使いで変化を加えられるので、毎日でも飽きずに着用できますよ。
まずは真似することから始めるのがおすすめです。
気になったところを試しに変えてみることで、自分流の着こなしに変化していきます。

ジャケット

参考：2023年秋冬メンズコレクションのトレンド10選【後編】

こちらはテーラードジャケットのセットアップコーディネートです。
クラシカルなジャケットに太めのスラックスを合わせることで、オーバーサイズのトレンドと大人っぽさのいいとこ取りをしています。

ポイントは3つです。

1. 太めのパンツ、マフラーやスニーカーでカジュアルさを加えている
2. シャツと靴の色を合わせて統一感を出している
3. ボタンを留めることでブラック、ホワイトの切り替えにメリハリを出している

セットアップはウール100%のものを選びましょう。
上品なうえに、スニーカーの抜け感がより一層引き立ちます。

パンツが細いとビジネス感が出てしまうため、勇気を持って気持ち太めを選ぶのもポイントです。

これを被れば間違いなし！トレンドをおさえた帽子3選

「真似してみたけど、うまくキマらないなぁ…」
「何かが足りない気がする…」

そんな時のおすすめは”小物を足す”ことです。
小物はコーディネートのバランスをとったり、アクセントになったりしてくれます。
違和感を感じた時には小物で解決してあげましょう。

特におすすめなのが、帽子です。
今回は2023秋のトレンドをおさえた、オススメの帽子3選を紹介します。

1. レザーハンチング
2. スエードキャップ
3. ワインレッドのフェルトハット

画像タップでオンラインストアをチェックできます。

Four Panel Berretto Calf Leather（フォーパネルベレット カーフレザー） BN13823 ブラック

最初に紹介するのは、レザーのハンチングです。
2023秋にレザーアイテムは欠かせません。
ブラック×ホワイトのコーディネートでメリハリを効かせる時にも重宝しますよ。

シンプルなコーディネートにこの帽子を合わせることで一気にこなれ感がでるので、シンプルな格好が好きな人にこそおすすめしたい一品です。

SUEDE CAP（スエード キャップ）SE675 ブラック

次に紹介するのが、スエードのキャップです。

スエードとは起毛したレザーのことを指します。
スエードはレザー同様に上品な印象を演出でき、より秋冬感を持ちます。
カジュアルな印象をもつキャップですが、スエードキャップでは上品な印象が強いのが特徴です。

スエードのキャップをおすすめする理由は、コーディネートのバランスをとってくれるからです。
カジュアルな服装と合わせると上品にまとまり、フォーマルな服装と合わせるとカジュアルさがプラスされます。

サッと被っても様になる、使い勝手がいい帽子を探している方に特におすすめです。

PARFAIT（パルフェ）ワインレッド

最後はワインレッドのハットをご紹介します。
少し上級者向けになりますが、使いこなせたら一目置かれること間違いなしです。

フェルトハットとはファーを編み込んで作られた帽子です。
洗練されたファー素材を使っているため、かぶるだけでぐんと上品な印象が引き立ちますよ。

こちらのハットは主役として使うことが多くなるでしょう。
その場合は他のアイテムをシンプルにすることで、綺麗にまとまります。

漫画や小説でも、主役が何人もいると混乱しますよね。
コーディネートも一緒です。
メインを1アイテムに絞って他のアイテムで引き立たせることで、ごちゃごちゃするのを防げます。

「頭ひとつ抜けておしゃれと思われたい！」という方は、ぜひ挑戦してみてください。

まとめ

この記事では秋のトレンドとその取り入れ方について解説してきました。
トレンドをうまく取り入れるポイントは次の3つです。

メリハリの効いたブラック×ホワイトや、マゼンダの一点差しを意識する
クリーンなテーラードジャケットや丈の長いコートを主役にする
レザーの帽子や革靴などを取り入れる

この中で一番簡単に挑戦できるのは、3の方法です。
紹介した3つの帽子を参考に、トレンドをおさえた帽子をコーディネートに取り入れることから始めてみましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。