秋冬に必須の「大人」ブーツ3選!コーディネート例や選び方も解説
ライター:神田聖成 監修:松はじめ
ブーツをコーディネートにうまく取り入れることで、大人っぽいおしゃれなコーディネートを組めます。
今回はおすすめのブーツを3つに絞って、コーディネート例とともにブーツの着こなしを紹介します。
この記事からわかることは以下の3つです。
- 大人の男性にはワークブーツ・チェルシーブーツがおすすめ
- ブーツを選ぶときは自分のワードローブの服と照らし合わせるべし
- 帽子と組み合わせることでワンランク上の着こなしが可能
秋冬コーデの鍵となる「ブーツ×帽子」のまとめ方についても学べるようになっています。
ブーツの種類とおすすめのコーディネート3選
この冬大人の男性におすすめのブーツは以下の3つです。
- ワークブーツ
- サイドゴアブーツ/チェルシーブーツ
- デザートブーツ
それぞれの特徴と着こなし方について解説します。
ワークブーツ
ワークブーツとは、作業員さんが履くような丈夫で無骨な印象のブーツを指します。
特徴はくるぶしまであるデザインと、紐で上まで締め上げる方式です。
引用:RED WING SHOES ICON STYLE NO.81796″ CLASSIC MOC
ワークブーツをコーディネートに取り入れることで、男性らしい印象や無骨さを演出できます。
引用:ワークブーツ メンズ コーデ特集!頑強なイメージを活かした洒落者の着こなしをチェック
ワークブーツと相性のいいアイテムは以下の4つです。
- リジットデニム(洗いのかかっていない濃いめのデニム)
- ウールコート
- レザーハンチング
- ニット帽
特にリジットデニムとの相性が抜群です。取り入れる際は、まず「リジットデニム×ワークブーツ」から始めると、コーディネートを組みやすいでしょう。
サイドゴアブーツ/チェルシーブーツ
サイドゴアブーツ/チェルシーブーツとは、くるぶし付近のブーツ両サイドに伸縮性のあるゴアを配したブーツを指します。
靴紐がなく楽に着脱できるのが特徴です。
チェルシーブーツはフォーマルなものからカジュアルなものまで幅広くあります。
引用:Brooks Brothers カーフレザー サイドゴア ブーツ
こちらはカジュアルめのチェルシーブーツです。程よい光沢とシボ感、先の丸まったデザインがカジュアルさを演出します。
コーディネートをカジュアルにまとめたい時におすすめです。
引用:Dior DIOR TIMELESS チェルシーブーツ
こちらはかなりフォーマルめのチェルシーブーツです。
光沢感や先の細くなっているデザインが上品な印象を与えます。フォーマルな装いやドレスアップの際に最適です。
自分の演出したい雰囲気やコーディネートに合わせて、最適なチェルシーブーツを選択しましょう。
デザートブーツ
デザートブーツとは、クラークス創業者「ネイサン・クラーク」によってデザインされた、くるぶし丈のミドルカットブーツです。
2・3の穴で靴紐を結ぶ方式で、スエード素材が一般的です。
カジュアルながらも、大人っぽく落ち着いた印象を演出できるのがポイントです。
温かみのあるスエード素材で作られているため、秋冬の季節感にもマッチします。
引用:Safari online「白スニ、黒スニに匹敵する“万能靴”!冬コーデはデザートブーツにおまかせ⁉︎」
- ニット/セーター
- デニム
- レザーアイテム
デザートブーツはこれらのアイテムと相性抜群です。
気取らない大人っぽさを演出したい方はぜひ手に入れてみましょう。
自分に合うブーツを選ぶときの3つのポイント
自分に合うブーツを見つけたい場合、以下の3つのポイントについて考えましょう。
- 自分に合うアウターとの相性
- 持っているパンツとの相性
- 靴に求める役割
自分に合うアウターとの相性
自分に合うブーツを見つけるなら、まずはアウターとの相性を考えましょう。
注意すべきポイントは、今期のトレンドではなく「自分に合う、好みのアウターとの相性」を考えることです。
引用:Safari online「白スニ、黒スニに匹敵する“万能靴”!冬コーデはデザートブーツにおまかせ⁉︎」
ブーツは寿命が長いため、トレンドではなく自分の好みに合わせたほうが長く楽しめます。
長く、大切に使うなら、トレンドよりも自分好みのアウターとの相性を優先しましょう。
持っているパンツとブーツの相性
パンツとブーツの相性は、コーディネートに直結します。持っているパンツとの相性は必ずチェックしましょう。
- カジュアルに合うブーツ?(デニム・チノパン)
- フォーマルに合うブーツ?(スラックス)
この2点は必ず明確にし、自分の持っているパンツに合うブーツを選びましょう。
持っているパンツのイメージと合わせなければ、使いこなせないままシーズンを終えてしまうことになりかねません。
ブーツに求める役割
ブーツを目立たせたいのか、コーディネートに馴染ませたいのかを考えるのも重要です。
ブーツは役割によって選ぶべき素材や色が大きく異なります。
目立たせたいならサンドベージュやブラウン、馴染ませたいならブラックがおすすめです。
ブーツの役割を明確にすることで、コーディネートでよりブーツを活かしやすくなるでしょう。
秋冬におすすめの「ブーツコーデを格上げする」帽子
ブーツコーデに帽子を組み合わせることで、ワンランク上のコーディネートを実現できます。
今回は3つの帽子を紹介します。
- フェルトハット
- レザーハンチング
- バージンウールニット帽
それぞれと相性のいいブーツについても紹介します。
フェルトハット
フェルトハットとは上品な光沢とふわりとした軽さを持ち合わせた、ファーから作られるハットを指します。
中でもTONAKの「NOBLE(ノーブル)」は非常に上品な印象を演出できるため、大人っぽいスタイリッシュなコーディネートを目指している方におすすめです。
このハットにはチェルシーブーツやデザートブーツがよく合います。
- フォーマルなチェルシーブーツと合わせて大人っぽくまとめる
- 黒のデザートブーツと合わせて統一感を演出する
これらの一工夫で、コーディネートが一気におしゃれになるでしょう。
レザーハンチング
レザーハンチングは様々なブーツに合う汎用性の高い帽子です。カジュアルからフォーマルまで幅広く合わせられます。
中でもGottmannの「Jackson Calf Leather(ジャクソン カーフレザー)」は紹介した3つのブーツと相性抜群です。
以下のブーツと合わせることで、渋さのある男性らしいコーディネートを実現できます。
- ブラウンのワークブーツ
- 黒のチェルシーブーツ
- ブラウン・黒のデザートブーツ
特にブラウンのワークブーツとの合わせがおすすめです。さらにデニムやジャケットと組み合わせれば、アメリカンクラシックのような渋さのあるコーディネートを実現できますよ。
ウールニット帽
ニット帽を取り入れることで、ブーツコーディネートに柔らかさがプラスされます。
ニット帽のなかでも、Borsalino(ボルサリーノ)の「Virgin Wool Beanie(バージンウール ビーニー)」が特におすすめです。
細めのリブによって、カジュアルダウンしながらも上品さをプラスできます。
このニット帽には希少なウール「バージンウール」が使われており、非常に滑らかで柔らかい触り心地、雰囲気が特徴です。
紹介したブーツの中では、チェルシーブーツとの合わせがおすすめです。
自分なりの組み合わせを見つけ、ワンランク上のコーディネートを楽しみましょう。
まとめ
この記事では秋冬におすすめのブーツやコーディネートへの取り入れ方について紹介してきました。
この記事のポイントは以下の3つです。
- ブーツは大人っぽいコーディネートと相性抜群
- 自分好みのアウター・パンツとの相性をチェックすべし
- 「帽子×ブーツ」でワンランク上の装いが実現可能
ブーツと帽子を組み合わせることで、ブーツのコーディネートの難易度はかなり下がります。
相性のいい組み合わせを見つけて自分らしくブーツファッションを楽しみましょう。
この記事で紹介した商品
Writer執筆者紹介
松 はじめ
東京・表参道のオーダーサロン「ボットーネ」オーナー。
20代で起業し、政治家、経営者、芸能人、プロスポーツ選手など自身も3,000人以上の仕立服を手がける。
映像制作、企画を行う株式会社メディコ代表。
YouTubeチャンネル「メンズファッションTV」をはじめ、オンラインスクール運営やブログなどで情報発信を行う。
著書に、リセット仕事服(技術評論社)