寒さに負けない!2024年最新メンズダウンコートトレンド
ライター:神田聖成 監修:松はじめ
2024.11.18
「急に冷え込んできたけど、アウターがまだ用意できていない!」
「おしゃれなアウターが欲しいけど、どんなのがおしゃれ見えするんだろう?」
このような方にぴったりのアウターを、この記事ではご紹介します。
実際、11月からは冷え込みも一層厳しくなり、朝晩は厚手のアウターが必要なほどです。今回は、朝晩でもしっかり寒さから身を守ってくれるトレンドアウター「ダウンコート」の魅力や、着こなし方を解説します。
おすすめコーディネートや、小物との合わせ方も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
2024年メンズダウンコートのトレンドは?
引用:WEAR
2024年秋冬のトレンドの一つが「ダウンコート」です。ダウンコートは軽量で防寒性が抜群なのが特徴で、秋の終わり〜春先まで長く活躍します。
定番のダウンジャケットとの大きな違いは「丈感」と「見た目」です。
ダウンコートとダウンジャケットの違い
ダウンコート | ダウンジャケット | |
---|---|---|
丈感 | お尻が隠れるくらい長め | 腰あたりまでと短め |
見た目 | スタイリッシュですっきりとした印象 | ボリュームがあるラフな印象 |
ダウンコートはダウンジャケットに比べて短丈なのが特徴ですが、今年はショート丈のダウンコートがトレンドです。トレンドを押さえたダウンコートを探すなら、「ダウンジャケットより長く、一般的な丈のダウンコートより短い」丈感がおすすめです。
また、以下のようなクリーンな印象の強いシームレスダウンコートもトレンドです。
引用:UNIQLO
シームレスとは「縫い目が少ない」ことを指します。樹脂による圧着加工が施されているため、縫い目からの羽毛の噴出がないのが魅力です。
もちろん機能性も重要したい!2024年版ダウンコートの選び方!
引用:UNIQLO
せっかくダウンコートを買うなら、見た目だけでなく機能性も重視したいですよね。見た目と機能性を両立したい方は、以下のポイントに注目するのがおすすめです。
購入時チェックリスト
見た目 | 機能性 |
---|---|
・自分の雰囲気に合っているか →カジュアルすぎないか?きれいめすぎないか? ・カラーは適切か →派手すぎないか?地味すぎないか? ・サイズ感は適切か →丈は長すぎないか?身幅はだらしなくないか? |
・十分な保温性があるか? ・防水機能や撥水加工は備わっているか? ・汗を書いた時に蒸れないか? ・防風性は十分か? (・フードは着脱、収納できるか?) |
機能性で特にチェックすべきは、保温性の他に「雨風を凌げるか?」です。防水機能や防風機能が高ければ、寒い日の急な天候変化にも備えられます。
カジュアルからビジネスまで使える、シーン別ダウンコートコーディネート
ここからは、シーン別のダウンコートコーディネートをご紹介します。
休日のお出かけにおすすめなカジュアルダウンコートコーディネート
引用:Baycrew’s
こちらはネイビーのダウンコートにタートルネックのニット、ストレートシルエットのデニムを合わせたカジュアルなダウンコートコーディネートです。
通常のダウンコートより丈が短く、程よくトレンド感を出しながら全体をまとめています。
単調にならないようにマフラーを取り入れながら、革靴でメリハリを効かせている点がポイントです。
肩肘張らず、気軽にダウンコートを取り入れたい方におすすめのコーディネートです。
ビジネススタイルを格上げする大人のダウンコートコーデ
引用:PR TIMES
こちらはビジネススタイルを格上げする、ミニマルな印象のネイビーのシームレスダウンコートです。無駄な装飾が廃されており、スーツスタイルにマッチするようなデザインになっています。
ビジネススタイルにダウンコートを取り入れたい方は、以下を満たすダウンコートを探しましょう。
- 色:ブラック・ネイビー・グレーのうち、合わせるジャケットにマッチするカラー
- サイズ感:ボリュームが大きすぎず、腰〜お尻の下あたりの丈
- デザイン:なるべくシンプルなもの
ビジネスシーンでも活躍するダウンコートを探している方は、クリーンな印象で、トレンドでもあるシームレスダウンコートがおすすめです。
記念日のお祝いやデートにもぴったりのダウンコートコーディネート
引用:WEAR
こちらはカジュアルめのジャケットとダウンコートを合わせた、こなれ感のある印象のダウンコートコーディネートです。
セットアップのジャケットをメインに据えながら、タートルネックのニットや革靴、ファーのついたダウンコートで全体をバランスよくまとめています。
こなれ感のある印象ながら、しっかり大人っぽさも感じられるのが最大の魅力です。デートだけでなく、パーティやコンサートにも着て行きやすいでしょう。
スポーティな「ミニマル×アウトドア」コーディネート
引用:CANADA GOOSE
こちらは街中でも、アウトドアシーンでも着られるようなスポーティさのあるダウンコートコーディネートです。モノトーン(黒と白)で全体をシャープにまとめながら、単調にならないようにボリュームのあるスニーカーをチョイスしています。
ブラックのダウンコートは休日のお出かけやアウトドアシーンだけでなく、ビジネスシーンでも活躍します。
スポーティな印象に惹かれる方には、ビジネスシーンでも活用できる装飾の少ないダウンコートがおすすめです。
ダウンコートをさらにおしゃれに見せる小物アイテム
ダウンコートと相性のいい帽子の一つ目は、キャップです。カジュアルな印象のキャップは、コーディネート全体のバランスを取る際に重宝します。
スポーティな印象のダウンコートと合わせると統一感をアップさせるのに、上品なダウンコートと合わせると上品さとカジュアルさのバランスを取るのに役立ちます。
シーンに合わせて取り入れればこなれ感のある印象を与えられるため、ダウンコートに合うキャップを一つ用意するのがおすすめです。
おすすめのキャップ↓
Cap Cotton Washer(キャップ コットンワッシャー) D1695 ブラック
ダウンコートと相性のいい帽子の2つ目は、ニット帽です。秋冬らしい印象のニット帽をダウンコートと合わせることで統一感が増します。よりダウンコートと他のアイテムの馴染みを良くしてくれるのも、ニット帽の魅力です。
引用:Pinterest
ダウンコートと近い色のニット帽を合わせるのが特におすすめです。上半身のカラーが統一されていると、全体の統一感が増します。
ニット帽をはっきりとした色にしてアクセントにする方法もありますが、難易度が高いのでおすすめしません。
まずは無難に取り入れやすいカラーのニット帽を探しましょう。
おすすめのニット帽↓
Knit Watch Rib Knit(ニットワッチ リブニット) D3907 チャコール
まとめ
この記事ではダウンコートの魅力やトレンド、合わせ方を紹介しました。ポイントは、以下の3つです。
この記事のポイント
- ファッション性を重視するなら、機能性も併せ持つダウンコートがおすすめ
- 短丈もしくはシームレスのダウンコートが今年のトレンド
- 着たいシーンを想定してそのシーンに最適なダウンコートを選ぶのがおすすめ
記事で紹介した合わせ方や、おすすめの帽子と合わせてみることで、おしゃれにダウンコートを着こなせるでしょう。
この記事で紹介した商品
Writer執筆者紹介
松 はじめ
東京・表参道のオーダーサロン「ボットーネ」オーナー。
20代で起業し、政治家、経営者、芸能人、プロスポーツ選手など自身も3,000人以上の仕立服を手がける。
映像制作、企画を行う株式会社メディコ代表。
YouTubeチャンネル「メンズファッションTV」をはじめ、オンラインスクール運営やブログなどで情報発信を行う。
著書に、リセット仕事服(技術評論社)