大人の男性が押さえておきたいデートスタイル完全版

ライター:神田聖成  監修:松はじめ

2025.01.10

「冬のデート服はどんなものが適切なのかな?」
「マンネリ化したデートの気分を変えられるような装いをしたい!」

このように悩んでいる方に向けて、この記事では大人の男性におすすめのデートスタイルを紹介します。記事を読んでデート服のポイントを理解すれば、冬のデートがさらに素敵になること間違いなしです。

記事では冬デートのおすすめアイテムやNGアイテム、具体的なコーディネート例も紹介しています。

最後まで読んで、一味違うデートスタイルを完成させましょう!


デート服に求められる3つのポイント
大人の男性のデート服に求められる3つのポイントは、以下の通りです。

  1. 場面にあっている
  2. 相手の好みや雰囲気に合っている
  3. 日ごろと違う特別感がある

大前提、デートでは訪れる場所や相手に合わせた適切な装いが必須です。どんなにおしゃれな洋服でも、場所や相手の雰囲気に合っていないものはデートスタイルとして最適とは言えません。

高級レストランに行くなら上品なジャケットスタイルを、ショッピングデートならキメすぎないカジュアルで綺麗めな複素を意識しましょう。

また、日ごろと違う装いも、デートに特別感を与えてくれる重要な要素です。普段と違う服装をしてみるだけで、一気に非日常を感じられるデートになりますよ。


冬デートのおすすめアイテム
大人の男性におすすめの冬デートアイテムを、シーン別に紹介します。

おすすめの冬デートアイテム

シーン 特におすすめのアイテム例
おしゃれなディナーデート アウター:テーラードジャケット・ロングコート・レザージャケット
トップス:ニット・シャツ・タートルネックアイテム
ボトムス:スラックス・濃い色のデニム
ランチ&ショッピングデート アウター:ロングコート・ダウンジャケット・カーディガン
トップス:ニット・Tシャツ・シャツ・スウェットシャツ
ボトムス:スラックス・チノパン・デニム
アウトドアデート アウター:ダウンジャケット・シェルジャケット・モッズコートなど
トップス:Tシャツ・スウェットシャツ
ボトムス:チノパン・デニム・カーゴパンツ・ナイロンパンツ
温泉デート アウター:ダウンジャケット・カーディガン・コート類
トップス:Tシャツ・ニット
ボトムス:チノパン・スウェットパンツ・デニム

シーンに合わせたアイテムを選べれば、冬のデートが一気に特別なものになりますよ。


大人の男性が避けるべきNGアイテム
冬のデートコーデで大人の男性が避けるべきアイテムは、以下の5つです。

  • ダメージパンツ
  • プリントTシャツ
  • 色の薄いデニム
  • 派手な柄のシャツ
  • 過度に小さいor大きいアイテム

上記のアイテムは趣味で着る分にはいいですが、デートシーンには合わない場合がほとんどです。特にダメージパンツや色の薄いデニム、サイズのあっていないTシャツなどは嫌味のある印象を与えやすいので注意しましょう。

プリントTシャツやオーバーサイズすぎるアイテムも子供っぽい印象になりやすいので要注意です。

おしゃれな冬のデートコーディネートを組みたいなら、「冬デートのおすすめアイテム」で紹介したような、TPO(時・場所・場面)に合ったアイテムをチョイスしましょう。


デートシーン別コーディネート例
ここではデートシーン別のコーディネートを、実際のコーディネート例と共に解説します。

おしゃれなディナーデート

引用:jp.pinterest.com

上記はおしゃれなディナーにピッタリのコーディネートです。タートルネックにスラックス、丈の長いチェスターコートに革靴を合わせてシンプルかつ上品に仕上げています。

おしゃれなディナーを楽しむ際は、クラシカルなアイテムや上品なアイテムを中心にコーディネートを組むと場面に合ったスタイルになります。

カジュアルなアイテムは1〜2個にとどめ、上品なアイテムで統一するのがポイントです。

ランチ&ショッピングデート

引用:https://es.pinterest.com/pin/737675613998189033/

上記はランチやショッピングデートにピッタリな、上品目な大人のダウンジャケットスタイリングです。カジュアルなダウンジャケットを取り入れている一方で、細身の黒デニムや革靴を合わせており、全体としては上品な印象に仕上がっています。

グレーのニットやマフラーで英国紳士のような印象を加えているのもポイントです。ランチやショッピングなど肩肘張らずに楽しみたい場合は、上品ながらもカジュアルなアイテムをいくつか取り入れるといいですよ。

アウトドアデート

引用:jp.pinterest.com

こちらはダウンジャケットとスニーカーが目を引くアウトドアコーディネートです。パンツには動きやすいカーゴパンツを採用し、全体をカジュアルなアイテムで統一しています。

アウトドアデートでは動きやすさが大切です。テーラードジャケットやスラックスのような上品アイテムを取り入れると、場面に合わず不自然なコーディネートになります。

アウトドアコーディネートではカジュアルなアイテムをメインに、適度に上品な印象を与えるスタイリングを意識しましょう。黒のアイテムや細身のアイテム、マフラーやメガネなどを合わせることで、カジュアルなコーディネートに適度な上品さを与えられます。


小物で仕上げるワンランク上のデートスタイル
デートスタイルは、実は小物にこだわるだけで一気にこなれた印象になります。ここでは冬のデートスタイルをワンランク上に引き上げる小物と、その取り入れ方を具体例を用いて紹介します。

上品なニット帽×ロングコートで仕上げた紳士コーディネート

引用:jp.pinterest.com

上記は落ち着いたカラーで統一感を持たせた、大人の上品ニット帽コーディネートです。コートやタートルネックのニット、スラックスで全体を上品に仕上げながら、カジュアルなニット帽を差し込んで適度な抜け感を演出しています。

コーディネートのポイントは以下の通りです。

  • 基本は上品かつ大人っぽいアイテムで統一している
  • 細身のシルエットに革靴を合わせ、上品さをさらに高めている
  • カジュアルなニット帽や、色もののバッグで抜け感を出している

上記のコーディネートが気に入った方には、以下のニット帽がおすすめです。以下をコーディネートに取り入れることで、自分好みの上品なニット帽スタイルが完成しますよ。

Virgin Wool Beanie(バージーンウール ビーニー) 130356 ダークネイビー

ハンチング×レザージャケットの渋めお出かけコーディネート

引用:jp.pinterest.com

上記は無骨なレザージャケットにハンチングを合わせてワイルドに仕上げた、色気あるコーディネートです。大人の男性の渋さや色気を引き立てるアイテムで統一しているため、特別な日のコーディネートにもってこいです。

上記のコーディネートのポイントは以下の通りです。

  • 全身を黒で統一し、上品かつミニマルな印象を演出している
  • レザージャケットと革靴を合わせて、上下の統一感を強めている
  • ウールのハンチングで無骨な印象を緩和し、コーディネートに柔らかさをプラスしている

なお、上記の男性は白髭が生えており、それがコーディネートの差し色のような役割を側しています。実際に取り入れる際は、マフラーやシャツなどを白に変えて、全体が重くなりすぎないように調整しましょう。

上記のコーディネートが気に入った方には、以下のハンチングがおすすめです。

Milano Cashmere(ミラノ カシミヤ) BT1079 ブラック

ニット帽×ダウンジャケットのアウトドアコーディネート

引用:https://safarilounge.jp/online/culture/detail.php?id=14049&p=2

最後に紹介するのは、ニット帽をカジュアルなアイテムと合わせたアウトドアコーディネートです。ダウンジャケットを主役に細身のスウェットパンツやスニーカーを合わせて、おしゃれなアウトドアスタイルを実現しています。

上記コーディネートのポイントは、以下の通りです。
全体をカジュアルなアイテムでまとめ、統一感を出している
カラーは上品さのあるネイビーで統一し、カジュアルすぎないように調整している
ニット帽やサングラス、シャツを取り入れ、小慣れた印象に仕上げている

このように、ニット帽は上品なスタイルにもカジュアルなスタイルにも馴染みます。カジュアルスタイルによく合うおすすめのニット帽は、こちらです。

Knitted Beanie(ニットビーニー) 629300 デニム

まとめ
この記事では、大人の男性向けの冬のデートスタイルについて詳しく解説しました。シーン別に最適なアイテムや避けるべきNGアイテム、具体的なコーディネート例を通じて大人のデート服選びのポイントを理解できたでしょう。

この冬いつもと違う特別なデートを楽しみたい方は、まず場面への適合性や相手の好み・雰囲気との調和、日ごろと異なる特別感の3点を意識してみてください。

まずは記事で紹介したコーディネートから気に入ったものを選び、それに近いコーディネートを組むことから始めてみると、大きな失敗をせずにすみますよ。

おしゃれなコーディネートで、冬のデートを存分に楽しみましょう!

この記事で紹介した商品



Writer執筆者紹介


松 はじめ

松 はじめ

東京・表参道のオーダーサロン「ボットーネ」オーナー。
20代で起業し、政治家、経営者、芸能人、プロスポーツ選手など自身も3,000人以上の仕立服を手がける。
映像制作、企画を行う株式会社メディコ代表。
YouTubeチャンネル「メンズファッションTV」をはじめ、オンラインスクール運営やブログなどで情報発信を行う。
著書に、リセット仕事服(技術評論社)

リセット仕事服(技術評論社)