個性を引き立てるメガネ選びのポイントとトレンド紹介

ライター:真沙幸 監修:松はじめ

2024.12.18

メガネは視力矯正の道具としてだけでなく、ファッションアイテムとして活用している方も多いのではないでしょうか?
自分に似合うメガネを選ぶことができれば、顔まわりの印象が大きく変わり、コーディネート全体の完成度も上がります。この記事では、メガネが与える印象や選び方のポイント、トレンド情報を交えながら、個性を引き立てるメガネの選び方をご紹介します。

メガネが与える印象とは?

メガネは顔につけるアクセサリーとして、第一印象を大きく左右するアイテムです。

例えば、細いメタルフレームはシンプルで知的な印象を与える一方、太いプラスチックフレームは個性的でファッショナブルな印象を演出します。また、フレームレスのメガネは自然で柔らかな雰囲気を引き出します。メガネは単なる道具ではなく、自分の印象を変えられるアイテムなのです。

自分の顔に似合うフレームの選び方

メガネ選びで失敗しないためには、自分の顔型に合ったフレームを選ぶことが大切です。以下のポイントを参考にしてください。

1. 丸顔の方

角ばったスクエア型や、逆台形のウェリントン型のフレームがおすすめです。シャープなラインが顔を引き締めて見せる効果があり、輪郭をすっきりと見せることができます。ブラウンなどシックな色味を選ぶことで、さらにシャープな印象に。また、フレームの横幅は顔の幅よりもやや狭めを選ぶと、バランスが取れます。

2. 面長の方

横幅が広めで逆三角形を丸くしたようなデザインのボストン型や目尻に向かって上がっているフォックス型のフレームがおすすめです。顔の縦長を抑え、バランスよく見せてくれます。

3. 四角い顔の方

丸みがあり縦よりも横の長さの方が長い楕円形オーバル型や丸いラウンド型がおすすめです。顔の角張りを柔らかく見せてくれます。透明感のフレームを選ぶと、さらに柔らかな印象になります。

4. 逆三角形の顔の方

丸いラウンド形やオーバル型は、知的でクールな印象を持たれる傾向にある逆三角形顔に柔らかい印象を与えます。特にラウンド型は、日本人の顔になじみやすいのでおすすめです。

メガネでおしゃれな印象になるには、自分の顔型を理解し、適切なフレームを選ぶことが、重要です。

個性を引き立てるメガネ選びのポイントとトレンド紹介

2024年のメガネトレンドはこれ!

今年のメガネトレンドは、クラシックなデザインのリバイバルが目立ちます。ポイントを押さえてメガネ選びの参考にしてみてください。

ボストン型フレーム

丸みを帯びたボストン型は、どんな顔型にも似合いやすく、トレンド感抜群。ヴィンテージ風の色合いが特に人気です。

トランスペアレントフレーム

いわゆる透明や半透明のフレームです。軽やかな印象を与え、さまざまなコーディネートにマッチします。

メタル×プラスチックの異素材ミックス

メタルのシャープさとプラスチックの温かみを兼ね備えたフレームが注目されています。

カラーアクセント

ブラウンやオリーブグリーンなど、落ち着いたトーンのフレームが人気。さりげなく個性を表現しながらも、普段使いやすい絶妙なバランスで人気を得ています。

2024年は、クラシカルでありながら新しさを感じさせるデザインがトレンドの中心です。

おしゃれメンズ必見!メガネで作るコーディネート術

メガネをコーディネートに取り入れる際のポイントをご紹介します。

カジュアルスタイル

デニムやスニーカーに合わせるなら、太めのウェリントン型やボストン型が相性抜群。カジュアルな雰囲気にマッチします。

ビジネススタイル

スーツやジャケットには、シンプルなメタルフレームやリムレスのデザインが◎。知的で信頼感のある印象を演出します。形は知的なイメージとは逆にかわいい印象になるスクエア型で、あえてはずしたコーディネートもおすすめです。

休日のリラックススタイル

トランスペアレントフレームやカラーアクセントフレームで、軽やかで遊び心のある雰囲気をプラスしましょう。

お手入れと長持ちさせるためのメガネのケア方法

メガネを長く愛用するためには、日頃のお手入れが欠かせません。

専用クロスで拭く

レンズは汚れやすい部分なので、専用クロスで優しく拭きましょう。

正しく収納

使わないときは、ケースに入れて保管することで傷や汚れを防げます。

水洗い方法

汚れがひどい場合は、水で軽く洗い流し、中性洗剤を使って洗浄すると効果的です。

プロによるメンテナンス

メガネ店でフレームの調整をしてもらうと、快適に使い続けることができます。

適切なケアをすることで、メガネの寿命を延ばし、常に良い状態を保てます。

メガネ×帽子で完成する洗練スタイル

メガネと帽子を組み合わせると、コーディネートの奥行きが広がります。例えば、キャップならカジュアル感を、ハットなら上品さを演出。顔周りに統一感を持たせることで、全体のバランスが整います。帽子の色や形は、メガネのフレームに調和するものを選ぶと、スタイリッシュな印象に仕上がります。

メガネでワンランク上のコーディネートを

いかがでしたでしょうか?
メガネは顔の印象を左右する重要なアイテムです。
今回のポイントを参考に、自分にぴったりのメガネを見つけて、日々のファッションを楽しんでください!

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Writer執筆者紹介


松 はじめ

松 はじめ

東京・表参道のオーダーサロン「ボットーネ」オーナー。
20代で起業し、政治家、経営者、芸能人、プロスポーツ選手など自身も3,000人以上の仕立服を手がける。
映像制作、企画を行う株式会社メディコ代表。
YouTubeチャンネル「メンズファッションTV」をはじめ、オンラインスクール運営やブログなどで情報発信を行う。
著書に、リセット仕事服(技術評論社)

リセット仕事服(技術評論社)