【最新版】秋の渋めスタイル3選 メンズファッションで魅せる大人の魅力
ライター:神田聖成 監修:松はじめ
「今年はしっかり準備して秋の装いを楽しみたい」
「今年は大人っぽく渋めにキメたいけど、コーディネートが思いつかない…」
このように悩んでいませんか?
今回は真似するだけでキマる、大人の渋めコーデをご紹介します。
この記事を最後まで読めば、以下についてわかります。
- 真似するだけで手軽にキマる3つのスタイル
- 一気におしゃれになるための2つのポイント
- 秋に使いやすいおすすめの帽子3選
たった5分で読めて、秋ファッションの悩みが一気に解決できる記事になっています。
今のうちに準備を整えて、秋にスタートダッシュを切れるようにしましょう!
真似するだけでキマる!渋くておしゃれな大人コーディネート3選
真似するだけでキマる秋の大人コーディネート3選をご紹介します。
スタイル別に紹介するので、自分の雰囲気にあったコーディネートを真似してみてくださいね。
大人っぽさの代名詞”クラシックスタイル”
参考:A New Season of Brooks Brothers 2023 Fall Collection
クラシックスタイルは大人っぽさを感じさせるコーディネートの代名詞です。
ジャケットをさらっと着こなすことで、自然に色気や上品さを演出できます。
クラシックスタイルのポイントは4つです。
- アイテムを細めのシルエットで統一する
- 色味は多くとも3色までにする
- かっちりしすぎないように明るい色を差す(例:上記画像のシャツ)
- スニーカーではなく革靴を選ぶ
特に重要なのは「アイテムを細めのシルエットで統一する」こと。
太めのアイテムを使ってしまうとだらしない印象になってしまうため、細身で統一して渋さを引き立たせましょう。
画像のコーディネートでは、中のニットをワインレッドにしています。
慣れてきたら色物を積極的に取り入れてみましょう。
コーディネートが一層おしゃれに仕上がりますよ。
シックですっきり見えする”モノトーンスタイル”
参考:Hum vent 2023 autumn winter collection
秋コーディネートの中でも挑戦しやすいのがモノトーンスタイルです。
落ち着いた印象やシックな印象を演出したい方はぜひ挑戦しましょう。
そもそもモノトーンとは、黒、白、グレーを組み合わせてできる色構成を指します。
色物を使うのが苦手な人にもおすすめのスタイルですよ。
以下の2点がモノトーンコーディネートを組む際のポイントです。
- 靴やベルト、小物に素材感の違うアイテムを差し込む
- ネイビーや深いブラウンなどをレイヤードする
モノトーンは、シンプルなイメージやすっきりとしたイメージを持ちます。
のっぺりとした印象や単調でつまらない印象にならないよう、コーディネートを組む際にはポイントを意識しましょう。
画像では、以下の3つの工夫によりシックなコーディネートに仕上がっています。
- サスペンダーを入れることでコーディネートにアクセントを効かせる
- サスペンダーと靴をレザーで合わせ、こなれ感を出す
- 首元に白、深いネイビーをレイヤードする
やや上級者向けのテクニックになりますが、少しずつ挑戦してみましょう。
キメすぎない知的な”カジュアルスタイル”
参考:STILL BY HAND LOOKBOOK FW23
「キメすぎなコーディネートは苦手…」という方におすすめなのがカジュアルスタイルです。
程よくリラックス感があるため、気軽に渋めファッションを楽しめます。
カジュアルなコーディネートで演出できるのは、穏やかさや知的な印象です。
「色使いを楽しみたいけど、急に鮮やかな色を使うのはハードルが高い」と感じる人は、落ち着いたカジュアルスタイルから挑戦してみましょう。
カジュアルコーディネートをうまくまとめるためのポイントは以下の3つです。
- 中間色〜暗清色を使ってまとめる
- コーディネートを引き締めるアイテムを最低1つは差し込む
- メガネor帽子を取り入れる
「カジュアルと渋さは両立しないんじゃない?」と思う方もいるでしょう。
カジュアルなコーディネートでも、小物使いや色選びを工夫すれば渋くまとめられます。
画像のコーディネートではだらしない印象にならないよう、細縁のメガネと革靴でしっかりと締めています。
色は中間色と暗めの色で統一しているため、孤立したアイテムは一つもありません。
ポイントを意識すれば、「渋めカジュアル」スタイルは実現できます。
秋コーデが一気におしゃれになる2つのポイント
秋コーデを一気におしゃれに見せるポイントは次の2つです。
- 秋らしさのある色や素材を知る
- ”帽子”を使いこなす
この2つを意識することで、秋コーデを一気に格上げできます。
秋らしさのある色や素材を知ろう
秋らしさのある色や素材感を知ってコーディネートに取り入れれば、一気に秋のコーディネートはおしゃれになります。
人間は季節感をうまく捉えたコーディネートに好感を抱きやすいからです。
秋らしい色味の中で取り入れやすいのが、「アースカラー」です。
具体的には大地や植物、海などの「自然を思わせる色味」を指します。
先ほど紹介した”クラシックスタイル”や、”カジュアルスタイル”でコーディネートを組む際には、アースカラーで統一することから始めてみましょう。
スタイルと色味を先に決めておくことで、コーディネートが一気に組みやすくなりますよ。
秋らしい素材を知っておくことも、おしゃれなコーディネートを組むのに役立ちます。
おすすめは”ウール”と”レザー”です。
ウールは秋冬によく使われる素材で、見る人に秋の到来を感じさせます。
コーディネートを組む際に1点ウールのアイテムを入れることを意識してみましょう。
ウール素材のニット、ウール混のパンツが取り入れやすいのでおすすめですよ。
レザーも秋冬にぜひ取り入れて欲しいアイテムです。
重厚感のあるレザー素材を取り入れれば、コーディネートを一層上品に仕上げられます。
おすすめの取り入れ方は、小物や革靴に取り入れる方法です。
革靴やレザーの帽子はコーディネートを引き締めてくれるため、小洒落た印象を残せますよ。
”帽子”を使いこなして周りと差をつけよう
帽子を使いこなすことで、周りと差別化が図れます。
帽子は小物の中でも目立つアイテムで、印象をがらっと変えられるためです。
帽子を使いこなすためのポイントは以下の3つです。
- ウールやレザー素材を選ぶ
- 暗めの色を選ぶ
- コーディネート内に帽子と同じ素材のアイテムを使う
コーディネート内のアイテムと素材感を合わせる理由は、統一感をもたせるためです。
レザーのハンチングをかぶる時は革靴を、ウールのハットをかぶる際にはウールのジャケットを選ぶと統一感が出ます。
秋らしい帽子を使いこなして、「おしゃれだな」と思われるようなコーディネートを目指しましょう。
次はおしゃれになれるおすすめ帽子を3つ紹介します。
秋に使いやすいおすすめの帽子3選
「帽子がいいのはわかったけど、どんなのを選べばいいの?」
「実際に自分で選ぶのはハードルが高い…」
このように悩んでいる方に、おすすめの帽子3選をご紹介します。
ぜひ実際に選ぶ際の参考にしてみてください。
画像タップでオンラインストアに飛べるので、気になったらぜひタップしてみましょう。
Gottman/ブライトン シープレザー ブラック
まず紹介するのが、レザー素材のハンチングキャップです。
異なるレザーでのパッチワークが特徴的で、存在感があります。
この帽子をおすすめする理由は、コーディネートの主役にもアクセントにもなれるからです。
帽子を主役にする際は、他をシャツやスラックス、デニムなどのベーシックなアイテムで揃えましょう。
アクセントとして使う際には、バッグや靴などをレザーにして統一感を持たせます。
TONAK/LARME(ラルム)ブラック
次に紹介するのは、高級感あふれるファーフェルト素材のハットです。
ファーフェルトとは、きめ細かな起毛感のあるファーから作られた生地を指します。
中でもこの帽子には希少なファーが使用されているため、洗練された印象を演出できますよ。
この帽子をおすすめする理由は、どんなコーディネートにも馴染んでくれるからです。
シンプルながらも形、素材、色味などが計算し尽くされているため、かぶるだけでぐんと上品になります。
黒なので、様々なコーディネートに取り入れやすいのも嬉しいポイントですよね。
クラシックスタイルが好きで一生物の帽子を探している、という方は病みつきになる一品です。
Gottman/Wool Mix Knit Watch(ウールミックス ニットワッチ) G27258 ブラック
最後に紹介するのは、ウール素材のニット帽です。
シルバーのワンポイントが特徴的で、程よいリラックス感と上品さを兼ね備えています。
この帽子をおすすめする理由は、コーディネートのバランスを保ってくれるからです。
細かいリブとシルバーのワンポイントによって、ニット帽ながら上品に仕上がっています。
コーディネートに取り入れることで、カジュアルさと上品さのバランスをとってくれるでしょう。
このニット帽はカジュアルスタイルやモノトーンスタイルが好きな方に特におすすめです。
カジュアルすぎず、大人っぽくキメたい時に重宝します。
つけているのを忘れるほどの快適な付け心地も相まって、秋冬に手放せない一品となるでしょう。
まとめ
秋におすすめの渋めスタイルについて解説してきました。
秋コーディネートをおしゃれに見せるポイントは次の3つです。
- 自分に合う色味やスタイルを知る
- ウールやレザーをコーディネートに取り入れる
- 秋らしい帽子でコーディネートを格上げする
ポイントをおさえて、「かっこいい」と思われる渋めスタイルを実現しましょう。
とはいえ、急にアウターやボトムスを買うのは勇気がいりますよね。
そこで、まずは手軽に取り入れられて汎用性の高い帽子の購入をおすすめします。
自分らしいと感じたら、ワードローブをそのスタイルに統一していきましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事で紹介した商品
Writer執筆者紹介
松 はじめ
東京・表参道のオーダーサロン「ボットーネ」オーナー。
20代で起業し、政治家、経営者、芸能人、プロスポーツ選手など自身も3,000人以上の仕立服を手がける。
映像制作、企画を行う株式会社メディコ代表。
YouTubeチャンネル「メンズファッションTV」をはじめ、オンラインスクール運営やブログなどで情報発信を行う。
著書に、リセット仕事服(技術評論社)