ボーラー・トップハット 商品一覧
ボーラーハットは、丸い半球型の頭頂部(クラウン)と巻き上がったつば(ブリム)が特徴の帽子です。19世紀半ばのイギリスで、馬に乗る際、木の枝などから頭を守る帽子として着想され、ウィリアム・ボーラーという製造業者が完成させたのものがボーラーハットのルーツとされています。元々は乗馬用の帽子として広まったボーラーハットですが、上流階級がかぶるトップハット(シルクハット)と、労働者階級がかぶる中折れ帽(ソフトハット)の中間的な帽子として、19世紀末にタウンユースのアイテムとしても人気を博しました。
またボーラーハットには、ダービーハット、山高帽、山高帽子、メロン、コークハットといった別名もあります。
トップハットは、頭頂部(クラウン)に高さがあり、そのトップが平らになった円筒状のフォルムが特徴の帽子です。燕尾服、モーニングコートを着る際に合わせる男性の正礼装用の帽子で、基本的にはフォーマルなシーンで多く用いられます。トップハットには、元々素材にビーバーの毛皮を用いたため「ビーバーハット」、その代替素材としてシルク(絹)が用いられるようになったことから「シルクハット」という別名があります。明治時代以降の日本においては、後者の「シルクハット」という呼称が浸透し、フェルト素材が主流となった現在においても定着しています。
その他、トップハットには、ストーブパイプハット、オペラハットなどの別名もあります。
時谷堂百貨では、世界各国から届けられた多様な素材とデザインの「ボーラーハット・トップハット」を取り揃えています。大人が被るに相応しい、高級感あふれる「ボーラーハット・トップハット」を、ぜひお確かめください。
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