ELOY BERNAL(エロイ ベルナール)ブランド紹介
エロイベルナールは、パナマハットの本場エクアドルの中でも、パナマハット製造で広く知られる都市クエンカに居を構えるブランドです。伝統的なパナマ草を自在に彩色したカジュアル・パナマハットで注目を集めており、質、デザイン共に世界各国で好評を博しています。
エロイベルナール ブランド紹介
エロイベルナールとは
1976年創業のエロイベルナールは、パナマハットの発祥地にして本場エクアドルのブランドです。パナマハットの街として知られる都市クエンカに居を構え、米国、カナダ、メキシコ、ブラジル、イングランド、オーストラリア等の各国と取引を行う国際的企業でもあります。
エロイベルナールは、エクアドルの大自然の恵みであるパナマ草という資源を活かし、オリジナリティに富んだパナマハットを次々と発表しています。その全てが、旅行や冒険のお共としてだけでなく、毎日使うに相応しい、あなたの頼もしい相棒としてデザインされています。
エロイベルナールのパナマハット・コレクションは、多彩なカラーが特徴です。パナマハットの伝統的スタイルと現代のモダンなニーズを融合したエロイベルナールのカジュアル・パナマハットは高い評価を得ており、業界に新たな風を吹き込むパナマハットを意欲的に制作するブランドとして注目を浴びています。
夏を彩るエロイベルナールのパナマハットは、普段使いには勿論、コレクターズ・アイテムとしても見逃せません。パナマハット・コレクターの方、コレクションの一つとしても、如何ですか。
エクアドルの伝統と技術を継承するエロイベルナール
エロイベルナールのパナマハット生産で必要不可欠な原材料は、エクアドル原産の「パナマ草(トキヤ草)」です。パナマ草の繊維は、エクアドルの沿岸や東の高原地帯から収穫した後、長い間保管し、じっくりと乾燥させます。
エロイベルナールでは1976年の創業以来、環境に配慮し、有害物質を出すことなく、100%クリーンな状態でパナマ草のパナマハットを提供してきました。
大量生産が主流となる世界の市場において、希少性を備えた伝統的な製品を持っていることは大きな武器となります。簡単に手に入る量産品が溢れる中、発祥地かつ本場であるエクアドルのパナマハットは、量産品とは一線を画すものとして国内外で高い評価を得ています。
発祥地の熟練職人が手掛ける上質さに加え、エクアドルの文化的財産としての価値を持つパナマハットは、そのかけがえのないアイデンティティと共に世界中で愛されています。
エクアドルの長い歴史を受け継いたエロイベルナールのパナマハットは、先祖代々の伝統を維持し、地元の職人による100%の手作り品です。エクアドルから愛と共に、地球の裏側から届けられたパナマハットが、爽やかに貴方の夏を彩ります。
エクアドルが誇るエロイベルナールのコレクション
パナマハットの発祥地・エクアドル発のブランドエロイベルナール。伝統的製法を忠実に守りながらも、次々と新鮮な彩りを発表するエロイベルナールは、パナマハットのカジュアル・ブランドとして、大きな注目を浴びています。
エロイベルナールのパナマハットは、発祥地エクアドルに受け継がれた職人技をもって生み出される本格的なパナマハットです。手間暇のかかる伝統的手法を用いて作られたパナマハットは、丈夫さと美しさを兼ね備え、大人のファッションに相応しい上質な良品に仕上がります。
本場に伝わる伝統技術によって深い愛情を込めて作られたエロイベルナールのパナマハットを、ぜひご自身の目でお確かめください。
エロイベルナールの帽子について
エロイベルナールのパナマハットは、発祥地エクアドルに受け継がれた職人技をもって生み出されています。手間暇のかかる伝統的手法を用いて作られたパナマハットは、丈夫さと美しさを兼ね備え、大人のファッションに相応しい良品に仕上がります。パナマハットの本場エクアドルが誇る技術の結晶――エロイベルナールのパナマハットの魅力を、ぜひご自身の目でお確かめください。
職人の技が光るエロイベルナールの伝統的な帽子作り
パナマハットの原料
エロイベルナールの帽子は、昔ながらの伝統的な手法で制作されます。
パナマハットは、トキヤ草の葉を細く裂いた紐で編んで作られます。トキヤ草が用いられた伝統的なパナマハットは「本パナマ」と呼ばれ、他の草とは別格として区別されています。
トキヤ草はエクアドル発祥の植物であり、扇形に開いたユニークな葉をしています。800m級の山に開墾された農場で大切に栽培され、柔らかい草の内側のみが原料として使用されます。
内側のみを裂いて束にしたトキヤ草は、大鍋で茹でられ、吊るされて乾燥を待ちます。大鍋で茹でる作業は重労働、乾燥も自然の力のみです。
パナマハットの編み込み
トキヤ草の乾燥を待って、編み込みが行われます。
トキヤ草は均等な素材ではない為、機械で編む事ができません。帽子製作は、全て職人の手作業で行われます。
素材が細く、本数が多くなる程グレードも高くなります。密度も細かくなり、耐久性も上がります。
グレードの高いパナマハットは、細いトキヤ草を非常に細かく均一に編み込むため、熟練の職人でなくては作れません。1つ仕上がるまでに何ヶ月もの時間を要しますが、仕上がりはまるで、紙のように薄く軽やかに、布や皮のように滑らかで美しいものになります。
パナマハットの完成
編み上げられたパナマハットは、型にはめて手作業で成形され、最後にベルトやリボン等の装飾品を付けて完成を迎えます。
エクアドルに伝わる本場の職人技は、まさにパナマハット文化の結晶。ぜひご自身の目でお確かめください。
エロイベルナールのカジュアル・パナマハット
エロイベルナールのパナマハットは、ブリーチ(脱色)した定番の色から、ハッと目を引く鮮烈な色のものまで、多岐に渡ります。多彩なラインナップの秘密は、その製造過程にあります。
エロイベルナールでは、パナマハットを編み上げる前のトキヤ草の段階で染色を行います。ブリーチを行った後、用途に合わせて染色を行い、あらゆる彩りを揃えてゆくのです。いわゆる「先染め」に当たる工程で、繊維から染め上げる事で一段と鮮やかな発色が生まれます。
あらゆる彩りの繊維を組み合わせる事で、エロイベルナールはバラエティーに富んだデザインのパナマハットを創り出します。その可能性は無限であり、常に世界へ向けてパナマハットの新しいスタイルを提示しているのです。
豊富な色のパナマハットは、選ぶ楽しみ、装う喜びを生み出し、夏を鮮やかに彩ります。本場エクアドルから届いたエロイベルナールのカジュアル・パナマハットは、他には真似のできない貴方だけの個性を演出してくれる事でしょう。
パナマハットの歴史
パナマハットは、パナマと名が付きますが、エクアドルが起源の帽子です。
パナマハットの歴史は数世紀前までに遡り、赤道付近に住むエクアドルの人々が被っていた、トキヤ草によって編まれた帽子に端を発します。
16世紀に入ると、スペイン人が現在のエクアドルに上陸。やがてスペイン支配下の元、現地の帽子とスペイン文化が融合し、現在のような形のパナマハットに進化していきます。赤道の日差しを避けるため、入植者たちの間でパナマハットの需要は伸び続け、大規模生産が行われるようになっていきました。
20世紀に入り、アメリカのセオドア・ルーズベルト大統領がパナマ運河訪問時にこの帽子を着用。以来「パナマハット」の名で世界中に知れ渡る事となりました。
1900年にはパリの展覧会にてデビューを飾り、いよいよパナマハットは夏のファッションアイテムとして、本格的に世界中で愛用される事となります。